@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065449, author = {米内, 俊祐 and 米内 俊祐}, month = {Apr}, note = {目的 放射線治療後の二次がんリスク評価のためには臓器線量評価が不可欠である。炭素線治療における臓器線量は照射条件、照射部位等により異なる。 しかしながら、患者毎に実測を基に評価を進めるのは測定時間の問題から現実的ではない。そこで、モンテカルロ計算が重要の役割を持つ。 臓器線量評価のためのモンテカルロ計算手法の確立及び検証についてはこれまで本学術大会及び論文発表を行っている。 本研究では、その計算手法を用いて、拡大ビーム法を用いた炭素線治療における前立腺治療中の臓器線量を評価する。その際、HIMACで行われた過去の照射条件を解析することにより、典型的なビームパラメータを導出し、そのビームパラメータに対する臓器線量を算出した。 さらに、ビームパラメータ及び患者体型に対する臓器線量の感度解析結果についても報告する。 方法 モンテカルロコードにはこれまでの計算方法を踏襲しPHITSコードを用いた。 臓器線量算出のためのファントムデータとして、ICRPリファレンスファントムを用いた。 このファントムはICRPの定義する標準人に対するボクセルファントムである。 計算では、ボクセルファントムで定義される各臓器内の平均線量当量を評価した。 結果 治療線量当たりの臓器線量は、過去に発表された3D-CRT、IMRTの結果に比べ、低い値を示した。 また、小線源治療と比較した場合にも、ターゲットから約40cm以内の臓器については、低い線量であった。, 第107回日本医学物理学会学術大会}, title = {Monte-Carlo study of organ doses during carbon-ion radiotherapy with passive beam for prostate cancer}, year = {2014} }