@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065448, author = {兼松, 伸幸 and 松藤, 成弘 and 稲庭, 拓 and 松原, 礼明 and 宮本, 忠昭 and 兼松 伸幸 and 松藤 成弘 and 稲庭 拓 and 松原 礼明 and 宮本 忠昭}, month = {Apr}, note = {【目的】アスベスト吸引によって発症する中皮腫は胸膜全体に広がる悪性腫瘍であるが、外科療法や一般的なX線を用いた放射線治療では肺組織への侵襲が大きいため根治治療が難しい。この研究では、線量分布形成の自由度が高い炭素線スキャニング治療の適応可能性を検討する。【方法】放射線医学総合研究所の炭素線スキャニングシステムのための治療計画装置を用いて、中皮腫症例に対する模擬治療計画を行った。回転ガントリーの適用を前提として肺野を極力通さずに腫瘍標的への線量均一性及び原体性を高めるような多門照射の最適化を行なった。【結果】標的を分割して常に外側から胸膜に向けて照射することにより肺組織への侵襲を最小にする線量分布の形成ができた。【考察】今回は考慮していない呼吸運動や各種誤差の影響は、現実的には照射野の繋ぎ方の工夫やロバスト最適化など治療計画システムの改良で対処することとなる。【結論】胸膜全体の治療が必要な中皮腫に対して炭素線スキャニング治療適応の可能性が示された。, 第107回日本医学物理学会学術大会}, title = {中皮腫症例に対する炭素線スキャニング治療計画の検討}, year = {2014} }