@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065438, author = {小平, 聡 and その他 and 小平 聡}, month = {Mar}, note = {国際宇宙ステーション(ISS)などの地球低軌道における宇宙放射線線量の計測は、有人宇宙活動中のクルーの健康や安全管理のために重要である。線量値は常に変化しており、特に太陽活動レベルや宇宙船の軌道要素等(高度や姿勢、軌道、船体や内部構造による遮へい分布の違い)に強く依存する。そこで我々は2007年から2012年にかけて、ISS内のPiersモジュールにおいて期間の異なる7回の宇宙放射線計測実験を実施し、線量の長期変動を観測した。受動型線量計として、CR-39固体飛跡検出器と熱蛍光線量素子ならびに蛍光ガラス線量素子を用いた。それぞれの観測期間は半年から5年半に及ぶ。特にCR-39の解析においては、1年程度の場合は光学顕微鏡を用いた従来解析法を適用し、長期間の場合は宇宙放射線飛跡の重なりを回避するために、微小エッチングによる原子間力顕微鏡を用いた解析を行った。この結果、6年にわたる宇宙放射線線量はダイナミックに変動しており、それは太陽活動と宇宙船軌道要素に相関していることがわかった。, 第28回固体飛跡検出器研究会}, title = {受動型線量計によるISS-Piersモジュールにおける宇宙放射線線量の長期変動の観測}, year = {2014} }