@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065433, author = {道川, 祐市 and et.al and 道川 祐市}, month = {Mar}, note = {目的:高線量放射線障害に対する間葉系幹細胞の治癒能力について検証する。第一段階として、非致死レベル局所被ばくマウスモデルに間葉系幹細胞を皮下移植し、晩発性白毛化現象への影響を調べる。 材料と方法:C57BL/6NCrSlc系統マウス(9週齢、オス)8匹に対して、X線10Gyを右半身に照射した。4匹については24時間後に、同系統マウス(5週齢、オス)骨髄から高純度単離した間葉系幹細胞1x104個を後頭部皮下に移植した。両群を通常条件で2か月間飼育し、1週間ごとに全身毛色をデジタルカメラで撮影した。色解析システムFeelimage Analyzer(ビバコンピュータ社)を用いて、定量的比較を行った。 結果:非移植群の局所被ばくマウスは1か月ほど経過すると白毛化を生じ始め、2か月後には肉眼でも明瞭に識別できる状態となった。Feelimage Analyzerによる被ばく部位/非被ばく部位間の比較解析でも、毛色分布の定量的有意差を確認した。一方、間葉系幹細胞移植群では、移植部位のみならず被ばく部位全域における白毛化抑制効果を認めた。 考察:間葉系幹細胞による放射線誘発晩発性白毛化の抑制効果を発見し、その定量的評価が可能となった。今後は被ばく線量による抑制効果の変化、間葉系幹細胞の由来や培養条件、移植時期、移植方法、移植細胞数などの影響を詳細に検証する予定である。, 第13回 日本再生医療学会年会}, title = {マウス間葉系幹細胞の皮下移植による放射線誘発白毛化の抑制}, year = {2014} }