@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065431, author = {清水, 浩大 and 菅, 幹生 and 橘, 篤志 and 錦戸, 文彦 and 山谷, 泰賀 and 小畠, 隆行 and その他 and 清水 浩大 and 橘 篤志 and 錦戸 文彦 and 山谷 泰賀 and 小畠 隆行}, month = {Sep}, note = {【目的】現在放射線医学総合研究所では,MRIのバードケージコイルにPET検出器を付けた「PET/MRI一体型検出器」を開発している.当検出器では,互いの装置から発生する電磁波を遮蔽するためにPET検出器をシールドボックスで覆い,PET検出器とMRI室外のPETデ一タ収集系を結ぶ信号線にのるノイズを低減するために,シールドボックスをぺネトレーシヨンパネルに接地する必要がある.しかし,MRI撮像時に傾斜磁場を印加利用することにより,シールドボックスに渦電流が発生すると,MRIの静磁場が歪んでMR画像に偽像が発生する.また,接地線にノイズが誘起されることでMRI画像の信号対ノイズ比(SNR)低下につながる可能性がある.本研究では,シールドボックスによる静磁場歪みと,ア一ス線接続による画像のSNR変化を定量的に評価することを目的とした. 【方法】バードケージコイルの周囲にアース線を接続していない銅製のシールドボックス(縦131×横96×厚さ38mm3)を設置し,渦電流評価シーケンスを用いて静磁場歪みを測定した.シールドボックスを付けない場合と付けた場合との差分から,シールドボックスによる静磁場歪みを評価した.また,アース線を接続したシールドボックスをMRI撮像室のぺネトレ一ションパネルへ接地する場合と接地しない場合で,スピンエコー法による絶対値画像のSNRを比較した. 【結果・考察】静磁場歪みの分布はシールドボックスの数に依存せず,傾斜磁場の印加方向に大きく依存することがわかった.静磁場歪みの大きさは,計測系全体では最大で0.06ppm,シ一ルドボックス単体では 最大で0.009ppm程度であった.シールドボックスの歪みへの影響が全体の15%ほどであるが,シールドボックス以外に,MRIの冷却シールドやコイルなどが渦電流を誘発していると考えられる.また,接地線の接地条件の違いによらず画像のSNRに大きな差は見られなかった. 【結論】渦電流による静磁場歪みを定量的に評価し.シールドボックスにより発生する静磁場歪みは他の要因によるものより小さいことが示唆された.また,シールドボックスを接地することによる画像のSNR低下は生じないことが確認できた., 第41回日本磁気共鳴医学会大会}, title = {PET/MRI一体型検出器の開発:シ一ルドボックスが誘発する画像ア一チファク卜・ノイズの評価}, year = {2013} }