@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065422, author = {和氣, 司 and 中西, 郁夫 and 小林, 茂樹 and 鎌田, 正 and 小澤, 俊彦 and 松本, 謙一郎 and 和氣 司 and 中西 郁夫 and 鎌田 正 and 小澤 俊彦 and 松本 謙一郎}, month = {Jul}, note = {天然抗酸化物質は活性酸素種やフリーラジカルを効率良く消去することから、酸化ストレスが原因となる種々の疾病の予防に期待されている。しかし、天然抗酸化物質による活性酸素種・フリーラジカル消去反応の化学的メカニズムについては、まだ不明な点が多く残されている。特に、フラボノイドなどのポリフェノール類は、分子内に複数のフェノール性水酸基が存在するが、どの水酸基が活性に寄与しているかはまだ完全に解明されていない。そこで本研究では、2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl (DPPH)ラジカルを用い、フラノボイド類をはじめとする天然抗酸化物質のフリーラジカル消去活性を光度滴定法により評価し、構造活性相関を基に反応メカニズムについて検討した。 エタノール/水(9:1 v/v)混合溶媒中、DPPHラジカルにフラボノイドの1つであるケンフェロールを加えると、DPPHラジカルに由来する517 nmの吸収が減少し、DPPHラジカルが効率良く消去された。種々の濃度のケンフェロールとDPPHラジカルを37℃で30分間反応させ、517 nmの吸光度を測定した。この吸光度をケンフェロールの濃度に対してプロットすると、変曲点を持つ依存性が得られた。DPPHラジカルの初濃度を[DPPH]0、変曲点におけるケンフェロールの濃度を[ケンフェロール]iとし、ケンフェロールのDPPHラジカル消去活性(SA: Scavenging Activity)を[DPPH]0/[ケンフェロール]i = 3.314と決定した。他のフラボノイド類および天然抗酸化物質についても同様にしてSA値を決定し、得られた結果を基に構造活性相関および反応メカニズムについて検討したので報告する。, 第13回AOB研究会}, title = {光度滴定法を用いた天然抗酸化物質のフリーラジカル消去活性評価}, year = {2013} }