@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065372, author = {白川, 芳幸 and et.al and 白川 芳幸}, month = {Nov}, note = {従来のサーベイメータでは測定に30秒ほどの時間が必要であった。予測応答原理を導入することによって1秒程度で最終値を予測できるようになった。これを福島向けホットスポット検出器の基本技術として試作機を設計製作した。フィールド試験7kBqのセシウム線源を時速1.8kmで探査、発見できた。 \n【詳細】 白川芳幸1),中村秀仁2),鎌田貴志3),渡井勝範3) Yoshiyuki SHIRAKAWA1), Hidehito NAKAMURA2), Takashi KAMATA3) , Katsunori WATAI3) 放射線医学総合研究所1),京都大学2),応用光研工業3) National Institute of Radiological Sciences1), Kyoto Univ.2), Ohyo Koken Kogyo Co., Ltd.3) \n 巨額の予算が福島における除染作業に使われている。除染作業の効率化は重要な課題である。特に除染現場では特異的に線量率が高いホットスポットを確実に除去することが望ましい。本装置“Reye(アールアイ)”はホットスポットの事前の迅速な発見、そして除染されたことの確認作業の支援を目的に開発されている。また帰宅された方々の安心のために居住地域を定期的に全面測定することによって新たなホットスポットが生じていないかの確認にも活用することを目指している。 \n 放射線検出器は通常の使い方では時定数10秒の場合、静止時の応答を求めるには30秒程必要である。本原理によると90Sr-90Yのβ線源(3kBq)を用いたオフライン実験において約1秒で最終値を予測することができた。ただし、標準偏差は30秒測定した時の5倍ほど大きくなった。本原理を実装した装置の外観である。プラスチックシンチレータ“シンチレックス”の7.5cmx13.0cmx0.5cmを用い、137Csのβ・γ線源(9kBq)に対して地面との距離10cmで約400cm2の有効検出面積となった。移動速度約2km(歩行速度の半分程度、通常の探査速度の5~10倍)の条件で最終応答を予測できた。  福島のホットスポットの状況は千差万別なので微弱な密封線源でのアルゴリズムを実際の状況に合わせて調整してゆく必要がある。今後、福島で試験し、次年度には実用化する予定である。, 日本放射線安全管理学会大12回学術大会}, title = {福島復興支援のための高速ホットスポットモニターの開発}, year = {2013} }