@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065371, author = {上原, 知也 and 鈴木, 千恵 and 荒野, 泰 and et.al and 上原 知也 and 鈴木 千恵 and 荒野 泰}, month = {Nov}, note = {RI標識抗体フラグメントを生体内に投与すると、腎臓に長時間放射活性が観察され、臨床応用の大きな妨げとなる。99mTcトリカルボニル錯体をGly-Phe-Lys配列を介して抗体フラグメントに結合させた薬剤が、腎刷子縁膜酵素の働きにより尿排泄性の高い放射性代謝物を遊離することで腎放射活性を低減することを報告してきた。しかし、本法で作製した標識体の比放射能は従来に比べて低いことを認めた。そこで、高比放射能の99mTc標識体を与える6- hydrazinonicotinic acid (HYNIC)を錯形成部位とした新たな標識薬剤を考案し、その低分子モデル化合物の腎刷子縁膜小胞を用いた酵素認識性と放射性代謝物の動態を検討した。Coligandとしてtricineを用いて99mTc標識した低分子モデル化合物は、腎刷子縁膜酵素の作用により99mTc標識HYNIC結合Glyを遊離した。本化合物をマウスに投与したところ、腎臓から尿中へ速やかに排泄された。以上より、標識部位にHYNICを用いた標識薬剤は比放射能が高く、腎臓への放射活性を低減可能な99mTc標識薬剤として期待される。, 第53回日本核医学会学術集会}, title = {抗体フラグメントの腎放射活性の低減に有効なHYNIC を母体とする標識薬剤}, year = {2013} }