@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065367, author = {北畠, 里実 and 上野, 瑞己 and 伊藤, 敦 and 髙瀨, 信宏 and 亀山, 洋子 and 篠生, 環 and 宮沢, 正樹 and 石井, 恭正 and 石井, 直明 and 平山, 亮一 and 古澤, 佳也 and 岡畑, 恵雄 and 北畠 里実 and 伊藤 敦 and 平山 亮一 and 古澤 佳也}, month = {Oct}, note = {背景と目的:DNA酸化産物8-ヒドロキシ-2’-デオキシグアノシン(8-OHdG)は、デオキシグアノシンの・OHとの反応産物であることはよく知られている。我々はこれまでに重粒子線照射細胞で生成された8-OHdGをHPLCにより定量し、同一LETでも粒子種によって生成量が異なること、この原因は重粒子線のトラック構造を反映している可能性が高いことを報告してきた。本研究では、低LETのペナンブラ領域の検出を目的として、8-OHdG分布を免疫組織化学によって可視化するための最適な生体試料とプロトコールを検討した。 方法:マウス脳組織、ヒト肺がん由来A549細胞、DNAフィルムを候補とした。マウス試料では、8-OHdGが最も生成(検出)しやすい組織をサーベイした結果、脳組織を選択した。A549細胞、DNAフィルムについては、我々が以前本大会で報告した蛍光抗体法による手順に従ったが、さらに再現性、検出感度向上のための改良を行った。8-OHdGが均一に検出できる系として考えたDNAフィルムは、岡畑らにより開発された水不溶性のDNA-脂質複合膜を採用し、まずは均一な膜の作成法を検討した。ついで、薄膜をブアン固定によってDNAを表面に固定化したものを試料とした。フェントン反応試料をポジティブコントロールとし、58keVX線、HIMACから供給されたC, Ne, Si, Feを照射した。 結果:脳組織では線量依存的に核の8-OHdG染色濃度が上昇した。細胞ではSiビーム2Gy照射後、細胞核内に蛍光強度の高いドットが観察され、粒子痕が示唆された。DNAフィルムはフェントン反応で一様で有意な発光が検出され、・OHの分布を観察する試料として非常に有望であることが確認できた。, 日本放射線影響学会第56回大会}, title = {高LET放射線のトラック構造検出のためのDNA酸化損傷8-OHdG可視化方法の開発}, year = {2013} }