@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065363, author = {山本, 直敬 and 中嶋, 美緒 and 高橋, 渉 and 馬場, 雅行 and 宮本, 忠昭 and 鎌田, 正 and 辻井, 博彦 and 山本 直敬 and 中嶋 美緒 and 高橋 渉 and 馬場 雅行 and 宮本 忠昭 and 鎌田 正 and 辻井 博彦}, month = {Nov}, note = {【はじめに】肺門付近の肺癌で区域気管支の入口部より中枢側が照射野に含まれる場合、癌の浸潤がない中枢気道も狭窄・閉塞するおそれがあり、低肺機能の患者では重篤な障害となりうる。このような症例に対して、一部の中枢気管支への照射線量を減じることで、微小な癌の浸潤に対するマージンを確保しつつ、気管支の障害を低減し、肺機能の温存も考慮した重粒子線治療を実施している。これらの症例で肺機能に変化について検討した。【対象と方法】腫瘍に近接しているが明らかな腫瘍浸潤がないと判断した気管支への照射線量を総線量の75%に減じた照射を行った。治療後1年以上経過し、肺機能を計測できた14例を対象とした。IA期2例、IB期10例、IIB期2例で腺癌4、扁平上皮癌9、非小細胞肺癌1。手術非適応が9例であった。総線量68.4GyE、12回分割で照射した。治療後3か月ごとに検査を行い、障害と効果を評価し、肺機能の変化を検討した。亜区域支数から治療後の予測肺機能を算出した。【結果】観察期間は15.8-72.7か月(中央値37.5)。14例全例で局所制御が得られている。有害事象は皮膚や肺の早期反応、遅発性反応ともにグレード2以下であった。治療後1年間の肺機能の推移を評価したところ、肺活量が治療前値の75%以下まで減少した症例が1例、1秒量が治療前値の75%以下に減少した症例が3例あったが、それぞれ50%以下の減少は認めなかった。予測肺機能は1秒量で実測値が予測値を下回る症例が5例あった。【結論】気管支をできる限り温存して照射することで肺機能の損失が抑えられる。治療後の機能を正確に予測できれば低肺機能例にもさらに安全に治療ができる。, 第54回日本肺癌学会総会}, title = {肺門付近の肺癌に対する重粒子線治療―肺機能の可及的温存と照射後の残存機能の予測について}, year = {2013} }