@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065311, author = {吉田, 英治 and 田島, 英朗 and 伊藤, 浩 and 山谷, 泰賀 and 吉田 英治 and 田島 英朗 and 伊藤 浩 and 山谷 泰賀}, month = {Nov}, note = {PET検出器はガンマ線の入射方向の情報は同時計数判定でしか得られない。一方、コンプトンカメラでは入射方向の推定が可能である。PET検出器でも検出器内で散乱する事象は存在しているが一般的なPET検出器では検出器内での振る舞いを識別できない。また、複数の検出器にまたがる事象はそれぞれの信号を分離可能であるが、検出した検出器の順序を特定できない。本研究では複数の検出器にまたがる事象をコンプトンカメラの手法を取り入れて検出した検出器の順序を特定する手法を開発し、これらの事象を同時計数判定に用いることでPET装置の高感度化を試みた。3次元検出器によって構成される小動物PET装置を模擬したシミュレーションを3種類のシンチレータ(LSO,GSO,GAGG)において実施した。得られた結果から本手法は30-50%程度の感度向上に寄与することが期待される。特に、本手法は実行原子番号の低いシンチレータほど、感度向上率が高い結果が得られた。また、検出器の深さ分解能が高いほど検出した検出器の順序を特定する精度が向上する結果となった。, 第53回日本核医学会学術総会}, title = {コンプトン散乱を用いたPET装置の高感度化手法の開発}, year = {2013} }