@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065292, author = {遠藤, 悟史 and 山田, 滋 and 篠藤, 誠 and 安田, 茂雄 and 今田, 浩史 and 鎌田, 正 and 遠藤 悟史 and 山田 滋 and 篠藤 誠 and 安田 茂雄 and 今田 浩史 and 鎌田 正}, month = {Nov}, note = {放射線医学総合研究所では1994年より重粒子線を用いて固形がんに対する治療を施行し、2011年2月までに約5900人の治療を実施してきた。その結果、従来放射線抵抗性であった肉腫等に対しても高い局所制御効果が得られてきた。今回我々は切除不能の再発GIST対し、重粒子線治療を行ったので報告する。 <症例1>65歳男性。2005年1月から再発を繰り返す胃GISTに対して3度の手術を施行し、さらにイマチニブは二次耐性となりスニチニブを投与するも、副作用にて継続不可能となっていた。2010年10月に左腎背側に再発し、切除は困難と判断され当院紹介となり、重粒子線治療を行った。その後さらに肝右葉に再発を来たしたため再度重粒子線治療を行い、現在外来にて無治療経過観察中である。 <症例2>47歳男性。2004年9月から再発を繰り返す直腸GISTに対して3度の手術を施行した。またイマチニブ投与を行うも副作用のため継続出来ず経過観察されていた。2009年11月に骨盤内再発を来たし手術不能と判断され当院へ紹介受診となり、重粒子線治療を行った。その後肝S8に再発を来たし、再度重粒子線治療を行い、現在外来にて無治療経過観察中である。 GISTに対する従来の放射線治療は根治的意義が低いとされてきたが、我々は重粒子線を用いて治療し良好な局所制御効果が得られた。今後症例を蓄積することで集学的治療の一翼を担うことが期待される。, 第73回日本臨床外科学会総会}, title = {切除不能再発GISTに対する重粒子線治療}, year = {2011} }