@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065286, author = {丸山, 克也 and 今井, 礼子 and 松本, 圭司 and 鎌田, 正 and 丸山 克也 and 今井 礼子 and 松本 圭司 and 鎌田 正}, month = {Apr}, note = {【目的】重粒子線治療は侵襲の少ない治療であり、高齢者にも適応となりうる。今回、高齢者の骨肉腫に対して行った重粒子線治療の成績について検討した。 【方法】切除非適応骨軟部腫瘍プロトコールで1998年〜2010年に重粒子線治療を行った 60歳以上の骨肉腫症例のうち、初診時に遠隔転移のある症例、術後再発例を除いた13例を対象とした。年齢の中央値は75歳(61〜85)、男:女=4:9、病変部位は腸骨5、恥骨4、仙骨、肋骨、頚推、腰椎各1例。恥骨の2例でX線照射履歴がある他は初発病変であった。線量分割は70.4GyE/16Frを基本とし、脊椎原発の2例では64GyE/16Frを用いた。照射門数は中央値3門(3-4)また7例で化学療法を併用した。 【結果】観察期間中央値は20ヶ月(8〜129)、局所再発は2例のみで局所制御率は2年、5年とも83%。粗生存率は2年76%、5年46%であった。 ADLは生存する8例について は歩行可能であった。重粒子線治療によるgrade3以上の重篤な有害事象は認めなかった。 【結論】重粒子線治療は安全に施行でき、高齢者の骨肉腫においても比較的良好な局所制御を示し、ADLの維持も良好である。, 第71回日本医学放射線学会総会}, title = {高齢者(60歳以上)の骨肉腫に対する重粒子線治療成績}, year = {2012} }