@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065268, author = {田桑, 弘之 and 前田, 純 and 徳永, 正希 and 脇坂, 秀克 and 生駒, 洋子 and 関, 千江 and 川口, 拓之 and 田島, 洋佑 and 谷口, 順子 and 菅野, 巖 and 伊藤, 浩 and 田桑 弘之 and 前田 純 and 徳永 正希 and 脇坂 秀克 and 生駒 洋子 and 関 千江 and 川口 拓之 and 田島 洋佑 and 谷口 順子 and 菅野 巖 and 伊藤 浩}, month = {Nov}, note = {【目的】麻酔は、様々な神経伝達機能に影響する事が知られている。本研究では、新たに開発した覚醒・低拘束(free moving)状態でマウスのPET計測が可能な固定装置を用いて、ドーパミンD2レセプター結合能測定用トレーサーである[11C] racloprideによるPET測定を行い麻酔と拘束の影響を評価した。【方法】本固定装置を用いて、覚醒マウスの頭部のみを固定し、浮遊するボール上で体は自由に動かせる状態でPET測定を行った(覚醒/Free moving群)。対照としての麻酔下でのPET測定は、1.5%イソフルラン吸入下で行った(麻酔群)。もう1群の対照として、覚醒マウスの頭部と腹部を固定し、体を自由に動かせない状態でPET測定を行った(覚醒/拘束群)。 [11C] raclopride静注後、90分間のダイナミックPET撮像を行い、線条体のドーパミンD2レセプター結合能を測定した。【結果】覚醒/Free moving群、麻酔群、覚醒/拘束におけるドーパミンD2レセプター結合能は、それぞれ1.5 ± 0.1、1.1 ± 0.1、0.9 ± 0.1であり、覚醒/Free moving群は、麻酔群および覚醒/拘束群と比べて有意に高値であった。また、覚醒/拘束群では心拍数の増加(覚醒/Free moving群:660-693回/分、覚醒/拘束群:699-732回/分)が観察され、拘束によるストレスが生じていることが示唆された。【考察】麻酔と拘束は、内因性ドーパミンの放出を促進することが報告されており、今回の結果は内因性ドーパミン放出の促進に起因する結合能低下である可能性が示唆された。, 第25回日本脳循環代謝学会総会}, title = {PETによるレセプター結合能測定における麻酔と拘束の影響}, year = {2013} }