@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065246, author = {川口, 拓之 and 島田, 斉 and 鈴木, 雅之 and 篠遠, 仁 and Kershaw, Jeffrey and 須原, 哲也 and 伊藤, 浩 and 川口 拓之 and 島田 斉 and 鈴木 雅之 and 篠遠 仁 and Kershaw Jeffrey and 須原 哲也 and 伊藤 浩}, month = {Nov}, note = {ヒト黒質のドーパミン作動性神経細胞に集積するニューロメラニン(NM)はパーキンソン病や統合失調症などとの関連が報告されているが、その生理的意義は明らかにされていない。本研究では黒質のドーパミントランスポーター(DAT)の結合能(BPND)を[18F]FE-PE2I を用いたPETにより測定し、同一被験者においてMRIで測定した黒質のNM濃度値とともにその加齢変化を調べた。 NM値は若年群では1.22±0.03、老年群では1.24±0.03であり(P=0.068)、BPNDは若年群では0.61±0.08、老年群では0.44±0.16であった(P=0.006)。加齢に伴うNMの増加とDATの減少が剖検脳による先行研究と同様にみられ、黒質のNM値やBPNDを病態の評価指標とする際には加齢の影響を考慮する必要が示唆された。NM値とBPNDの相関係数とそのP値は若年群(-0.02, 0.95)、老年群(-0.34, 0.5)、全体(-0.45, 0.06) であり、年齢を制御変数とした全体の偏相関は(-0.11,0.67 )であった。NM値は黒質のドーパミン作動性神経機能を評価する上でDATのBPNDと独立した付加的な生理的指標となりうることが示唆された。, 第53回日本核医学会学術総会}, title = {ニューロメラニンMRIとドーパミントランスポーター結合能のヒト黒質における加齢変化についての検討}, year = {2013} }