@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065220, author = {川越, 大輝 and 辻, 秀雄 and 渡辺, 嘉人 and 府馬, 正一 and 吉田, 聡 and 久保田, 善久 and その他 and 川越 大輝 and 辻 秀雄 and 渡辺 嘉人 and 府馬 正一 and 吉田 聡 and 久保田 善久}, month = {Oct}, note = {東電福島第一原子力発電所の事故後、原発周辺地域の自然環境に生息する野生生物の放射線影響に関する調査を開始した。今回、原発周辺地域で捕獲した野ネズミのリンパ球の染色体異常頻度を調べたので報告する。野ネズミの捕獲は、環境省の平成23年度放射線影響緊急調査業務及び平成24年度放射線影響調査業務の一環として、平成24年1月と7月に警戒区域内の大熊町夫沢(高線量率地点)と浪江町室原(中線量率地点)の2地点、警戒区域外のいわき市久之浜町末続(低線量率地点)の合計3地点で実施した。常法に従い脾臓リンパ球をマイトジェン存在下で一定時間培養後、染色体標本を作成した。2動原体染色体の検出を目的としてC-band法をアカネズミとヒメネズミに適用したところ、ヒメネズミではセントロメアを明瞭に同定できたがアカネズミでは同定が困難であったため、2動原体染色体を指標としてヒメネズミの染色体異常の頻度を調べた。その結果、2動原体染色体の平均発生頻度は低線量率地点で0.046%、中線量地点で0.121%、高線量地点で0.178%となり、空間線量率に依存して増加した。発表当日は、体内放射能濃度から推定される内部被ばく線量率、ガラス線量計による環境放射線測定から推定される外部被ばく線量率及び歯の摩耗度から推定される年齢をもとに各個体の蓄積線量を算定し、染色体異常頻度との相関を示す予定である。, 日本放射線影響学会第56回大会}, title = {東電福島第1原発周辺地域で捕獲した野ネズミの染色体異常の調査}, year = {2013} }