@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065211, author = {仲田, 佳広 and 島田, 義也 and 赤羽, 恵一 and その他 and 島田 義也 and 赤羽 恵一}, month = {Oct}, note = {【目的】  千葉市内の複数の医療機関における小児を対象にしたMDCTの撮影実態を調査し、放射線診療の最適化の目的で診断参考レベル(DRL)設定のための参考データを提供する。 \n【方法】 調査施設は千葉市内の小児専門病院(3次救急)と総合病院2施設(2次救急)である。調査したCT装置はLightSpeed VCT64(GE)、AquilionM16(東芝)であり、調査対象期間は2005年から2012年までに検査をした小児(15歳未満)6,718件を対象とし、撮影条件、CTDIvol、DLPを参照した。頭部、胸部、腹部CTについて年齢ごと4グループに分け集計し、3/4値を各国DRLと比較した。 \n【結果考察】 頭部CTDIは各年齢でICRP87のDRLと類似した傾向であった。胸部、腹部CTDIはICRPの値よりも1/3程度と低かった。10歳以上のグループで高い線量となっていた。これは12歳前後で成人用撮影条件を適用することが多いためである。一方、近年各国のDRLはICRPの値より低くなっており、本調査の頭部CTDIは全年齢にわたり平均1.5倍程度高い傾向にあったため、撮影線量最適化の必要があると考える。 (新規性)  近年、急速に普及したCT撮影の最適化のために各国ではそれぞれの検査の診断参考レベル(DRL)の設定が始まっている。日本では小児を対象とした診断参考レベル(DRL)の調査がようやく始まった状況である。ICRP87のDRLは2000年発表のもので調査対象のCT装置はAECが無く、SDCTである場合が多く、見直しが必要である。DRLを設定するため医療施設において、15歳未満の小児を対象に撮影線量の実態調査や小児ファントムを使用した被ばく線量の測定を開始した点に新規性がある。, 第41回 日本放射線技術学会秋季学術大会}, title = {診断参考レベル(Dose Reference Level:DRL)設定のための千葉市内における小児CT検査実態調査}, year = {2013} }