@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065190, author = {山本, 直敬 and 中嶋, 美緒 and 高橋, 渉 and 馬場, 雅行 and 宮本, 忠昭 and 鎌田, 正 and 辻井, 博彦 and 山本 直敬 and 中嶋 美緒 and 高橋 渉 and 馬場 雅行 and 宮本 忠昭 and 鎌田 正 and 辻井 博彦}, month = {Oct}, note = {【はじめに】肺門付近の肺癌で区域気管支の入口部より中枢側が照射野に含まれる場合、癌の浸潤がない中枢気道も狭窄・閉塞するおそれがあり、低肺機能の患者では重篤な障害となりうる。このような症例に対して、肺機能の温存を試みたので報告する。 【対象と方法】腫瘍に近接しているものの明らかな腫瘍浸潤がないと判断した気管支への照射線量を総線量の75%に減じた照射を行った。このうち治療後1年以上経過した14例を対象とした。IA期2例、IB期10例、IIB期2例で腺癌4、扁平上皮癌9、非小細胞肺癌1。総線量68.4GyE、12回分割で照射した。治療後の定期検査を3か月ごとに行い、障害と効果を評価した。肺機能検査を治療前と後3か月ごとに施行して治療後の肺機能の変化を検討した。 【結果】観察期間は15.8-72.7か月(中央値37.5)。 14例全例で局所制御が得られている。有害事象は皮膚や肺の早期反応、遅発性反応ともにグレード2以下で、問題とはならなかった。治療後1年間の肺機能の推移を評価したところ、肺活量が治療前値の75%以下まで減少した症例が1例、1秒量が治療前値の75%以下に減少した症例が3例あったが、それぞれ50%以下の減少は認めなかった。 【結論】気管支をできる限り温存して照射することで肺機能の損失が抑えられ、低肺機能例にも安全に治療できる可能性がある。, 日本放射線腫瘍学会第26回学術大会}, title = {肺門付近の肺癌に対する重粒子線治療・肺機能を可及的に温存する試み}, year = {2013} }