@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065159, author = {錦戸, 文彦 and その他 and 錦戸 文彦}, month = {Sep}, note = {インターベンショナルラジオロジー(IVR)は患者への侵襲が少ない事から様々な疾患の治療に広く利用されているが、X線撮像による放射線被曝による人体への影響が指摘されており、その被曝量線量の測定を行うことが求められている。そこで我々のグループは、術中にリアルタイムに患者体表の被曝線量の位置分布の計測を行うことができ、より簡便に精度の良く記録を行うことの可能なIVR用のリアルタイム被曝線量計測装置の開発を進めている。  被曝線量の位置分布を知るためには多数の検出器を患者体表に取り付ける(図1)必要があり、治療の邪魔にならないよう、検出器がX線撮像装置に写らないようにする必要がある。そのため提案する装置ではX線検出部に感度の低いのプラスチックシンチレータ(10mm×10mm×1mm 、BC400)を用い、1.5m長・直径1mmのプラスチック光ファイバでX線装置の視野外にシンチレーション光を引き出した後、フォトダイオードで検出を行う。最終的にはI-V変換アンプで増幅した後、16chマルチファンクションDAQ(NI USB-6351, National Instruments)でデータの収集を行う。  現在は3組のX線検出器を用い、動物用CT(R_mCT2, RIGAKU)を用いて評価実験を行っている。各プラスチックシンチレータを図2通りに直径4cmの円筒状のPMMAファントムに取り付けX線管の位置を図の1から4に変えながらデータの測定を行った。1秒ごとの各検出器の出力値を図3に示す。図の上部の番号は図2のX線管の位置と対応する。図からX線管とシンチレータの位置関係の違いによる単位時間当たりの被曝線量の違いが測定できていることが分る。また、リニアリティやX線に対する透明性に対する評価も行い、十分な性能が得られることが分った。  今後は更に検出器の数を増やし、実際の治療で用いられているX線撮像装置を用いて線量分布を測定し、評価を行っていく予定である。, 2013年 第74回応用物理学会秋季学術講演会}, title = {プラスチックシンチレータと光ファイバを用いたIVR用リアルタイム被曝線量分布モニタシステムの開発}, year = {2013} }