@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065135, author = {若月, 優 and 加藤, 真吾 and 大野, 達也 and 唐澤, 久美子 and 安藤, 謙 and 清原, 浩樹 and 中野, 隆史 and 鎌田, 正 and 生水, 真紀夫 and 若月 優 and 加藤 眞吾 and 唐澤 久美子 and 安藤 謙 and 鎌田 正 and 生水 真紀夫}, month = {Sep}, note = {【目的】遠隔転移のない局所進行子宮頸部腺癌に対する重粒子線治療の第I/II相臨床試験の有効性と安全性を評価する。 【方法】重粒子線治療は全骨盤照射12回、拡大局所照射4回、局所照射4回計20回の照射が行われた。全骨盤照射は36.0GyEに固定し、拡大局所・局所照射の線量は26.4GyE/8回から、2.4-3.6GyEごとの線量増加試験として行われた。子宮頸部腫瘍に対する総線量は62.4-74.4GyEであった。 【成績】1998年4月-2010年2月に55症例に対して重粒子線治療が行われた。年齢は28-85歳(中央値59歳)、進行期はIIb:20例、IIIb:35例、IVa:3例、組織型は腺癌:42例、腺扁平上皮癌:13例、腫瘍径は3.0-11.8 cm(中央値5.5 cm)であった。骨盤内リンパ節転移は24例に認めた。全症例の追跡期間中央値は39か月であった。23例にG1-G2の急性期有害事象が出現したが、Grade3以上の急性期有害事象は出現せず、全例予定通りに治療が完遂された。晩期有害事象としては、G1-G2(直腸/S状結腸:12例、膀胱:10例、小腸:6例)が19例に認められた。G4の直腸出血(手術により治癒)が初期の症例で1例に認められたため、途中より照射法を改良した。それ以後、直腸のG3以上の晩期有害事象は出現しなかった。局所再発が22例(40.0%)にみられ、そのうち9例に救済手術が行われた。遠隔転移は34例(61.8%)で認められた。5年局所制御率は54.5%、5年全生存率は38.1%であった。救済手術も含めた3年局所制御率は68.2%であった。 【結論】従来の放射線治療では抵抗性と考えられている局所進行子宮頸部腺癌に対する重粒子線治療は、安全かつ有効な治療法と考えられる。, 第10回日本粒子線治療臨床研究会}, title = {局所進行子宮頸部腺癌に対する重粒子線治療の有効性と安全性}, year = {2013} }