@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065030, author = {唐澤, 久美子 and 唐澤 久美子}, month = {Jun}, note = {目的:温存術後の乳房照射は、高いエビデンスを有し行うことが奨励されている。我が国では、総線量45〜50.4Gy/1回線量1.8〜2.0Gy/4.5〜5.5週の全乳房照射が標準治療として広く用いられているが、欧米では寡分割照射法、加速乳房部分照射なども標準治療として用いられるようになってきている。さらに、切除断端陽性例に対する最適な照射法、術後の放射線療法を省略できる群についての検討も継続的に行われている。温存乳房照射の今後の課題について検討した。 方法:日本乳癌学会、NCCNなどガイドライン、ランダム化比較試験など、関連領域の文献をもとに考察を加えた。 結果:1回線量を上げ照射期間を短縮する全乳房寡分割照射法は欧州を中心に標準療法の一つとなっている。我が国でもJCOGの臨床試験の登録が終了し、徐々に実臨床で用いられるようになってきている。加速乳房部分照射は、主に米国を中心に行われ、2009年米国放射線腫瘍学会が施行に適した群のガイドラインを示し、RTOG/NSABPのランダム化比較試験が進行中だが既に適応を限定して実臨床で行われている。断端陽性例に対しては断端部分に60Gy以上の線量を投与することで成績が向上するといった報告があり、安全局所効果を高める工夫が重要である。低リスク群に対する乳房照射省略の試みお散見されるが、照射不要群の同定はいまだなされていない。 結論:乳房照射の最適化に向けた検討は進行中である。, 第38回日本外科系連合学会学術集会}, title = {乳房温存療法の放射線療法における今後の課題}, year = {2013} }