@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064978, author = {錦戸, 文彦 and その他 and 錦戸 文彦}, month = {Apr}, note = {インターベンショナルラジオロジー(IVR)は患者への侵襲が少ない事から様々な疾患の治療に広く利用されているが、IVRによる放射線被曝による人体への影響が指摘されており、その被曝量線量の測定を行うことが求められている。現在でも様々な線量計が存在するが、術中にリアルタイムに患者体表の被曝線量の位置分布の計測を行うことができ、より簡便に精度の良く記録を行えるという要素を十分に満たしているとはいえない。本研究は上記の要求を満たすIVR用の被曝線量計測装置の実現を目的としている。今回は試作検出器の作製を行い、その評価を行った。 (手法)提案する装置ではX線検出のためにプラスチックシンチレータを体表面に多数配置し、シンチレーション光を光ファイバでX線装置の視野外に引き出した後、受光素子で集光を行う。視野内にはX線に感度が低い物質しか置かれないため、手術の邪魔にならずに線量の位置分布をリアルタイムに測定することが可能となる。試作検出器は1mm角の波長変換ファイバ(Y-11, Kuraray)の2面に4.5mm×1.0mm×1mm厚のプラスチックシンチレータ(BC400)が取り付けてあり、シンチレーション光を波長変換ファイバで変換した後、光ファイバを通してフォトダイオードで計測を行う。評価実験では実際のX線透視装置からのX線を用い、リニアリティーやX線への透明性の評価を行った。 (結果・まとめ)管電流を変えつつ出力電流の測定を行った結果、リニアリティが得られた。また5mm以下のプラスチックシンチレータは透視画像では殆ど視認できず、透明性も十分であることが分った。今後は検出器の多チャンネル化を進め、実際に線量の位置分布のリアルタイム計測を行っていく予定である。, 第105回日本医学物理学会学術大会}, title = {IVR用リアルタイム被曝線量位置分布計測のためのX線検出器の開発}, year = {2013} }