@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064976, author = {平野, 祥之 and 木内, 尚子 and 吉田, 英治 and 田島, 英朗 and 錦戸, 文彦 and 稲玉, 直子 and 村山, 秀雄 and 伊藤, 浩 and 山谷, 泰賀 and 平野 祥之 and 木内 尚子 and 吉田 英治 and 田島 英朗 and 錦戸 文彦 and 稲玉 直子 and 村山 秀雄 and 伊藤 浩 and 山谷 泰賀}, month = {Dec}, note = {我々のグループでは開放空間も撮像可能なOpenPETの開発を行ってい る。OpenPETの応用の一つとして重粒子線治療における照射野の可視化の可能性があ り、すでに2リング小型プロトタイプ検出器small OpenPETを開発し、リング間の撮像 を実証するとともにラットへのRIビーム(放射性炭素イオン)照射及びその撮像を行 った。特に脳に照射した場合、炭素イオンは照射野に留まることなく洗い出しされる 。照射野の撮像を目的とした場合、この洗い出しによる停止後の炭素イオンの広がり は好ましくないが、この洗い出し速度から、血流等の生理パラメータを算出できる可 能性がある。本研究では、まずその洗い出し速度を解析した。【方法】small OpenPE Tを用いて、C-11ビームをラットの脳に照射したのち、安楽死させ、もう一度脳に照 射した。その照射直後からのダイナミック撮像を行い、照射野の放射能時間曲線(TA C)を求めた。そのTACから指数関数でフィッティングすることで洗い出し速度を算出 した。【結果・考察】生きた脳に照射した場合、指数関数の傾きは-0.000878であり 、死んだラットの場合は、-0.000571であった。これはファントムを撮像した場合の 速度-0.000581とほぼ一致している。よって脳に照射した場合の洗い出しは早く、お そらく血流の影響だと考えられる。【結論】C-11ビームのラット照射実験から、生き ているラットの脳においては、その洗い出しは死んだラットの脳よりも早いことが確 認できた。今後は、RIビームの照射を理想的なボーラス投与と考え、脳血流定量検査 で用いられるコンパートメントモデルを適用することで、この生理パラメータが血流 であるか検討する予定である。, 第105回日本医学物理学会学術大会}, title = {OpenPET小型試作機を用いた重粒子RIビーム照射によるラット頭部洗い出しの計測}, year = {2013} }