@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064966, author = {小藤, 昌志 and 長谷川, 安都佐 and 高木, 亮 and 佐々原, 剛 and 伊川, 裕明 and 鎌田, 正 and 小藤 昌志 and 長谷川 安都佐 and 高木 亮 and 佐々原 剛 and 伊川 裕明 and 鎌田 正}, month = {Apr}, note = {【目的】重粒子線治療は高い生物効果と良好な線量分布により機能温存を図りながらX線治療抵抗性の腫瘍に対しても治療効果を示している.臨床試験では対象を80歳未満としてきたが先進医療に移行し80歳以上の治療症例も増加している.今回80歳以上の悪性頭頸部腫瘍患者に対する重粒子線治療の成績を解析し,安全性,有効性を評価する.【方法】1998年から2012年7月までに重粒子線治療が施行された80歳以上の悪性頭頸部腫瘍患者40例を対象とした.男性18例,女性22例.年齢の中央値は82歳(範囲80-92歳)であった.組織型は粘膜悪性黒色腫が25例,腺様嚢胞癌9例,その他6例であった.原発部位は鼻副鼻腔が21例,眼周囲6例,耳下腺4例,口蓋4例,その他5例であった.T分類はT3: 12例,T4: 26例.3例はリンパ節転移陽性,1例は遠隔転移陽性であった.重粒子線治療は原発巣+転移陽性リンパ節をターゲットにして16分割/4週のスケジュールで行われた.総線量は35例で57.6GyE,5例で64.0GyEが用いられた.【結果】全例で重粒子線治療は予定通り施行された.経過観察期間中央値は24か月(範囲1-64ヵ月)で生存27例,原病死11例,他因死2例であった.2年原病生存率,全生存率はそれぞれ80.1%,76.4%.2年局所制御率は86.0%であった.急性期に重篤な有害事象は認めなかった.重篤な晩期有害事象として上顎骨壊死が1例,腫瘍壊死部からの感染が1例に認められた.【結論】重粒子線治療は80歳以上の悪性頭頸部腫瘍患者に対しても安全に施行可能で,治療効果が期待できる., 第72回日本医学放射線学会総会}, title = {80歳以上の悪性頭頸部腫瘍患者に対する重粒子線治療}, year = {2013} }