@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064963, author = {高橋, 渉 and 森, 慎一郎 and 中嶋, 美緒 and 山本, 直敬 and 辻, 比呂志 and 鎌田, 正 and 高橋 渉 and 森 慎一郎 and 中嶋 美緒 and 山本 直敬 and 辻 比呂志 and 鎌田 正}, month = {Apr}, note = {【背景・目的】当院では従来からの拡大ビーム照射法による炭素線治療に加え,新たに3次元スキャニング照射の開発を進めている.前立腺癌などでは既に治療運用が開始され,ビーム利用効率の向上,治療時間の短縮に加え,より優れた線量分布が得られている一方で標的の位置移動への対応が課題である.現在,当院で開発された呼吸同期スキャニング照射システムの臨床応用に向け準備を進めている.今回は実際の肺腫瘍症例での4D-CTデータおよび患者呼吸波形を用いて,呼吸同期スキャニング照射を行った際の4次元線量分布を評価した.【方法】当院で加療した原発性肺癌および転移性肺腫瘍患者18症例の4D-CTデータおよび呼吸曲線を用いた.治療計画装置にてITVおよびPTVを設定し,さらに水等価厚の変化量を考慮したターゲットfield specific target volume (FTV) を算出した.炭素線治療は4門による1回照射で行い,処方線量は48.0GyEとした.照射技術として, (1) 呼吸同期照射, (2) 複数回重ね塗りするリスキャン法, (3) 1回の呼吸同期タイミング中に1層の2次元スライス面の照射を終える「呼吸位相同期リスキャン法 (Phase Correlated Rescan: PCR) 」を用いた.呼吸同期の有無,リスキャン回数を変えることで線量分布が受ける影響を評価した.なお標的への積算線量はdeformable registrationを用いて算出した.【結果・結論】FTVを設定し呼吸同期3次元スキャニング照射を行うことで肺腫瘍についてもbeam undershootを避けることができた.また4回以上のリスキャンにより明らかに線量均一性が向上した., 第72回日本医学放射線学会総会}, title = {炭素線スキャニング照射を用いた肺重粒子線治療における4次元線量分布評価}, year = {2013} }