@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064953, author = {錦戸, 文彦 and その他 and 錦戸 文彦}, month = {Mar}, note = {インターベンショナルラジオロジー(IVR)は患者への侵襲が少ない事から様々な疾患の治療に広く利用されているが、X線撮像による放射線被曝による人体への影響が指摘されており、その被曝量線量の測定を行うことが求められている。現在でも様々な線量計が存在するが、術中にリアルタイムに患者体表の被曝線量の位置分布の計測を行うことができ、より簡便に精度の良く記録を行えるという要素を十分に満たしているとはいえない。本研究は上記の要求を満たすIVR用のリアルタイム被曝線量計測装置の実現を目的としている。  被曝線量の位置分布を知るためには多数の検出器を患者体表に取り付ける必要があるため、検出器がX線撮像装置に写り込んでしまうと治療の邪魔となってしまう。そのため提案する装置ではX線検出部には感度の低いプラスチックシンチレータを用い光ファイバでX線装置の視野外に引き出した後、受光素子でシンチレーション光の検出を行う。現在、シンチレーション光の集光率・検出器感度に影響の大きいX検出部の最適化を行っており、幾つかの試作検出器、例えば光ファイバと同じ径のシンチレータや板状のシンチレータを直接ファイバに取り付けたもの、波長変換ファイバで変換した後ファイバで収集を行うもの等を作成し評価を行っている。  図2にシンチレータと波長変換ファイバを用いた検出器でX線透視装置の管電流を変えつつ200ミリ秒毎の出力電流の測定を行った結果を示す。2枚の4.5mm×1.0mm×1mmのシンチレータ(BC400)と1mm角の波長変換ファイバ(Y-11, Kuraray)からなるX線検出部から1mm径のファイバを通しフォトダイオードで光の検出を行った。図からリアルタイム性、リニアリティ共に十分であることが分る。また、透視画像からX線に対する透明性も十分であことが分った。講演ではそれぞれの検出器で得られた結果の詳細や比較結果について発表を行う。, 第60回応用物理学会春季学術講演会}, title = {プラスチックシンチレータと光ファイバを用いたIVR用リアルタイム線量計の開発}, year = {2013} }