@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064950, author = {白川, 芳幸 and その他 and 白川 芳幸}, month = {Mar}, note = {1.緒言 除染作業の効率化のための測定,帰宅住民の安心のための測定において平均値的な値のみならず局所的に高線量率のホットスポットの有無およびその強さを知っておく必要がある。そこで円柱形フィルターと3本の線量率計を用いてホットスポットの存在方向を示す検出器の開発を行った。本装置とサーベイメータ,カメラを組み合わせることによって効率的なホットスポット探査が可能となる。 \n2.実験 空間線量率(μSv/h)を測定する3台のNaI(Tl)シンチレーションサーベイメータを120度ずつ3個の穴を開けた円柱形アクリル(直径:10,15,20,25 cm),および円柱形アルミ(直径:10,15,20 cm)に挿入した。1 mの距離のところにCs-137密封線源を置き,90秒かけて空間線量率A,B,Cを測った。これらの合計をTとした。そして比率R = (A/T, B/T, C/T)とγ線の飛来してくる方向の関係を求めた。 \n3.結果・考察 アクリルフィルターおよびアルミフィルターを用いて応答関数を作成した。応答関数はFig.1のように振幅が大きいこと,サイン関数等で近似できることが望ましい。Rが求まると,この応答関数から唯一つの方向が求まり,その方向にホットスポットがあることが分かる。500 MBqの線源を用いた試験では25 mの遠方でも方向を特定することができた。3月に試作機が完成し,福島で試験する予定である。なお本研究は(独)科学技術振興機構(JST)の研究成果最適展開支援プログラムA-STEPの支援を受けて実施している。, 2013年 春の大会}, title = {円柱形フィルターと3台の線量率計を用いたホットスポット検出器の開発}, year = {2013} }