@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064925, author = {立崎, 英夫 and 富永, 隆子 and 後藤, 孝也 and 蜂谷, みさを and 田原, 紀代子 and 野田, 隆司 and 田嶋, 克史 and 明石, 真言 and 佐藤, 宏 and 笠井, 清美 and 岩田, 順一 and 丸山, 恭子 and 杉浦, 紳之 and 立崎 英夫 and 富永 隆子 and 後藤 孝也 and 蜂谷 みさを and 田原 紀代子 and 田嶋 克史 and 明石 真言 and 佐藤 宏 and 笠井 清美 and 岩田 順一 and 丸山 恭子 and 杉浦 紳之}, month = {Sep}, note = {(独)放射線医学総合研究所(放医研)では、様々な分野の研修を行っているが、被ばく医療の分野でも1980年より始められた緊急被ばく救護訓練課程以来、いくつかの種類の研修を行ってきている。そして、2009年度より新しい枠組みで緊急被ばく医療についての研修会を開始した。この主な変更点は、内容を原子力関連事故以外の放射線テロ等にも拡げた点と、対象者を原発立地道府県以外にも拡げた点であった。 \n被ばく医療の研修会としては、病院対応にあたる医療従事者に対するNIRS被ばく医療セミナー(以下医療セミナー)、及び消防等を中心とした病院搬送前の初動対応者に対するNIRS放射線事故初動セミナー(以下初動セミナー)がある。現在医療セミナーは3日間、初動セミナーは4日間のコースである。募集は、各自治体、医療機関を中心に募集要項を配付し、また放医研のホームページでも募集している。定員は医療セミナー30名、初動セミナーは20名である。2010年度まではそれぞれ年1回の開催であったが、事故後の2011年度は要望の増加に対応するため、医療セミナー年3回、初動セミナー年2回を開催した。これら2つのセミナーは、講義、机上演習、実習を組み合わせたもので、内容の概略についても報告する。また、アンケートの分析についても簡単に報告する。 \n上記の2つの研修以外にも、放医研内で、あるいは福島県等でいくつかの研修を行ってきた。また、アジアを中心とした国外向けの研修会も開催してきた。さらに、短期の研修以外に、放医研では他の医療機関の職員に放医研で2年程度の中期間業務に従事していただくことで、広い意味での人材育成にも貢献している。 \n他方、今回の原発事故対応の経験から、緊急被ばく医療を担う一部の医療従事者だけでなく、全ての医療従事者が基本的な放射線とその健康影響の知識を持つことの重要性がわかった。奇しくも、医学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂が2010-2011年に行われ、被ばく医療を含め放射線関連の記載が充実された。これらの情況に鑑み、放医研では医学部学部生の教育者向けに講義等の場で何を教えるかの参考資料の作成を行った。この成果が「医学教育における被ばく医療関係の教育・学習のための参考資料」で、上記コア・カリキュラムの中の放射線防護・被ばく医療関係の項目等に着目し、被ばく医療を中心に基本事項を整理したもので、2012年4月からホームページ上で公開されている。, 第16回放射線事故医療研究会}, title = {緊急被ばく医療における人材育成と人材確保}, year = {2012} }