@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064906, author = {矢島, 千秋 and 松澤, 孝男 and 保田, 浩志 and 矢島 千秋 and 松澤 孝男 and 保田 浩志}, month = {Jan}, note = {放医研では、国内航空会社が2007年より自主的に実施している航空機乗務員の宇宙線被ばく管理の支援(主に航路線量計算)を行っている。信頼できる線量値を得るためには、計算モデルの精緻化に加え、適宜、実測により計算の正確さを検証することが必要である。そこで我々は、2010年より日本最高地に立地する富士山測候所において上空の放射線場を常時監視するための遠隔放射線モニタリングシステムの構築を進めてきた。遠隔放射線モニタリングシステムは富士山測候所1号庁舎2階に設置した測定データ送信システムと富士山麓の中継拠点(名古屋大学太陽地球環境研究所富士観測所)に設置したデータ受信システムから成り立っている。長距離無線LANと富士観測所から連結したインターネットにより富士山頂と放医研(千葉市)の間が結ばれる。2010年度は約4ヶ月間、2011年度は約5ヶ月間の冬期無人連続測定に成功した。本年度は、測定回路の一部改良と、約1ヶ月間分の電力容量と考えられるバッテリーの増強を行い、2012年8月27日から冬期無人連続測定を開始した。2012年11月までの取得データでは、8月下旬の計数率が9月〜11月の計数率に比べて2〜3倍となっている。その他全体としては、前年度までのデータと同様に、気圧と宇宙線中性子計数率の変化には負の相関が現れている。8月から9月にかけての中性子計数率の減少の原因追究、定量的な評価がこれからの検討事項である。, NPO法人富士山測候所を活用する会第6回成果報告会}, title = {宇宙線被ばく線量評価の信頼性向上を目的とした富士山での放射線測定}, year = {2013} }