@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064859, author = {辻, 比呂志 and 鎌田, 正 and 今井, 礼子 and 長谷川, 安都佐 and 小藤, 昌志 and 野田, 耕司 and 白井, 敏之 and 松藤, 成弘 and 辻井, 博彦 and 辻 比呂志 and 鎌田 正 and 今井 礼子 and 長谷川 安都佐 and 小藤 昌志 and 野田 耕司 and 白井 敏之 and 松藤 成弘 and 辻井 博彦}, month = {Nov}, note = {【目的】放医研では、従来のブロードビーム法(以下、従来法)による炭素イオン線治療に加え、スキャニング照射が可能な新治療研究棟を建設した。物理・生物学的な検証を行った後、炭素線スキャニング照射の臨床的検証を目的とする初期臨床試験を実施したので、その結果につき報告する。 【対象と方法】対象は頭頸部もしくは骨盤部に対象病変を有する重粒子線治療の適応患者で、2011年5月から10月の間に頭頸部5例、骨盤部6例の症例をスキャニング照射で治療した。線量分割は疾患ごとに従来法で用いられているものを採用した。照射領域の確認のため、照射野ごとに自己放射化PET,CT画像を撮豫し、線量分布と対比した。 【結果】照射は安全かつ円滑に実施され、照射時間も従来法と同程度であった。自己放射化PET-CTにより、標的領域に一致した自己放射化か確認された。早期反応や初期治療効果は従来法と同程度で照射法の違いによる反応の差は無いと判断された。 【考察】放医研の新治療研究棟におけるスキャニング照射は安全かつ円滑に実施可能で、計画通りに照射され、従来法と同等の反応が確認された。 今後は呼吸同期スキャニング照射の実現に向け、すでに準備されている高速スキャンについても臨床試験を行い、スキャニング照射の適応拡大を図る予定である。, 日本放射線腫瘍学会第25回学術大会}, title = {炭素イオン線スキャニング照射法の初期臨床試験}, year = {2012} }