@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064847, author = {田尻, 稔 and 前田, 貴雅 and 磯部, 喜治 and 黒岩, 俊隆 and 柴山, 晃一 and 田尻 稔 and 前田 貴雅 and 磯部 喜治 and 黒岩 俊隆 and 柴山 晃一}, month = {Nov}, note = {目的 放射線医学総合研究所では、モニタユニット値を決定するために、水中を模擬した体系の拡大ブラックピーク中央深(以下、水SOBP中央深)線量を計算する方法が考えられた。今回、その計算方法に対し、照射野形状に依存したファントム内の散乱線が水SOBP中央深線量に与える影響を考慮し、精度向上を図った。 方法 前立腺癌に主に使用する7種類の照射条件に対し、マルチリーフコリメータで形成した円形照射野サイズとレンジシフタ厚を変化させ、水SOBP中央深線量の変化をアイソセンター(以下、I.C)で測定した。それらの測定結果を多項式近似し、治療門に使用するレンジシフタ厚における照射野形状の水SOBP中央深線量を扇形積分により計算した。2011年4月5日〜2012年2月23日に治療室Cにおいて前述の照射条件で治療した前立腺患者の332門に対して、水SOBP中央深線量の計算値と実測値を比較した。 結果 従来の方法による誤差(最大2.8%)が、線量評価点がI.Cの場合、最大0.6%、線量評価点がI.C以外の場合、最大-1.4%となった。 結論 扇形積分を使った方法は線量評価点がI.Cの場合、臨床で許容できる精度を持つ。線量評価点がI.C以外の場合、軸外線量比等の補正による精度向上を今後検討する。, 日本放射線腫瘍学会第25回学術大会}, title = {ワブラー法を使った重粒子線治療におけるモニタユニット値の推定}, year = {2012} }