@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064841, author = {富永, 隆子 and その他 and 富永 隆子}, month = {Nov}, note = {東日本大震災の地震、津波によって、東電福島第一原子力発電所(原発)は全電源を喪失し原子炉の冷却が出来なくなったために、多量の放射性物質を環境中に放出することになった。この東電福島第一原発の事故は、複合災害時の原子力災害対応となり、様々な課題が見えてきたが、その一つとして、これまでの緊急被ばく医療体制の構築が地域、施設ともに限定されてきたことにより、被ばく医療を実践できる医療関係者が限られていたことがある。 原発事故の終息作業は現在も継続しており、被ばくや汚染を伴う傷病者の発生は、今後も十分考えられるが、原発だけでなく、国内では様々な施設でRIや放射線を取り扱っており、日本全国どこでも被ばくや汚染を伴う傷病者が発生する可能性はある。しかし、汚染を伴っているために、提供される医療に通常の救急医療との格差が生じてしまうのが、現在の日本の緊急被ばく医療の現状である。そこで、2011年3月24日に発生した作業員の汚染対応において、三次被ばく医療機関でも経験したことのないような高濃度の汚染に対して、放医研が実施した処置、線量評価や対応者の防護について報告する。, 第40回日本救急医学会総会・学術集会}, title = {福島第一原発事故での高濃度汚染患者への対応}, year = {2012} }