@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064840, author = {向井, まさみ and 上村, 幸司 and 奥田, 保男 and 横岡, 由姫 and 石津, 浩一 and 増澤, 高 and 長田, 雅和 and 関, 昌佳 and 安藤, 裕 and その他 and 向井 まさみ and 上村 幸司 and 奥田 保男 and 横岡 由姫 and 安藤 裕}, month = {Nov}, note = {【はじめに】近年、高精度な照射法が確立し複数回の放射線治療をうける患者も増加している。がんの局所再発のため近接部位に複数回放射線治療を行う場合、放射線障害のリスク低減のため、過去に計画した線量分布となるべく重複しない治療計画を行う必要がある。本研究では、複数回放射線治療を行う患者の過去の線量分布を、現在の治療計画CT画像と3次元的に非線形位置合せし融合表示することで、新たな治療計画を行う際に、過去の線量分布の正確な位置を把握できる方法を開発することを目的とする。従来検討した手法では、演算時間に数十時間程度を必要とし改善を要した。【方法】非線形位置合せにはオープンソースの医用画像処理ソフトウェアシステムThe Insight Toolkit(ITK)の、非線形位置合せライブラリを採用した。同一患者の異なる時期に撮影した腹部CT画像を対象に、位置合わせを3次元的に行った。【結果/考察】エキスパートによる視覚的評価の結果、胃や腸管などの管腔臓器では若干位置が合わない領域があったが、腹部領域全体的には良好な位置合せの結果が得られた。演算時間は、パラメータの設定に伴う演算量に大きく依存している。本手法では、長くても20分程度と、1回の処理時間がそれほど長時間ではなかった。試行錯誤により、最適なパラメータを探索する時間も合わせて、数時間を想定すればよいと考える。臨床上は、放射線治療計画時に行う線量分布演算に要する十数時間以内であれば問題ないと考えられるため、演算時間の問題はクリアできる。【まとめ】ITKを用いて同一被検者の時期の異なる腹部CT画像の非線形位置合わせを行った。演算時間は、数分〜最大20分程度と臨床上の許容範囲であった。今後は、被検者数を増やし、本手法の有用性を確認していく。また、線量分布画像の位置合せへの応用も行う。提案機能により、より安全な放射線治療を提供する治療計画支援が可能になると考えられる。, 第32回医療情報学連合大会(第13回医療情報学学術大会)}, title = {放射線治療計画支援のための3次元非線形位置合わせ手法の検討}, year = {2012} }