@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064790, author = {安藤, 裕 and 鎌田, 正 and 尾関, 瑞恵 and 向井, まさみ and 奥田, 保男 and 手島, 昭樹 and 沼崎, 穂高 and 安藤 裕 and 鎌田 正 and 尾関 瑞恵 and 向井 まさみ and 奥田 保男 and 手島 昭樹}, month = {Oct}, note = {【はじめに】日本粒子線治療臨床研究会では、年度毎に治療患者数について集計を行ってきた。2009年からは、JASTROの構造調査に合わせて項目を変更し、整合性を保ってきた。現在、1979年から2011年までの粒子線治療(陽子線治療と炭素イオン線治療患者数)について集計し、年間の患者数や疾患別の内訳などを解析してきた。今後症例単位の集計に関して、新たな集計方法を提案する。最終的には、各症例の粗生存率、病生存率、局所制御率などが計算でき、また、副作用の発現率が求められるようにデータベースを整備する。【対象・方法】日本粒子線治療臨床研究会に参加している施設に対して、年単位で患者単位にデータを集計する。参加している施設において、既存のデータベースから無理なくデータの抽出や集計が行えるような方法を検討する。各施設で患者名などは、匿名化してデータを事務局へ1年にl回送る。事務局では、集まった症例単位のデータをチェックし、匿名化されている状態でデータベースとして管理し、必要な集計や統計解析を行う。【結果】JASTROの放射線腫傷学広域データベース(Radiation Oncology Greater Area Database:ROGAD)の項目を基にし、各施設が無理なくデータを抽出できるような項目を選択した。治療終了時:?施設コード、?院内番号(匿名化)、?生年月日、?性別、?診断時都道府県コード、?原発部位コード(ICD-0 Ver、3)、?病理組織コード(ICD-0 Ver,3)、?開始時PS、?外部照射カテゴリー、?照射開始日、?線種、?投与線量(cGy)フォローアッブ時:?一次効果、?再発の有無、?再発確認日、?有害事象の有無、?有害事象確認日、?二次発がんの有無、?二次発がん確認日、?生死の状況、最終追跡日、コメント【考察】選定した項目は、各施設が独自に構築していると思われる患者データベースの中から該当する項目を抽出して、事務局へ送付することを計画している。各施設がどこまで対応できるか未知数であるが、将来実現されれば、患者の詳細な病名の分析が可能となる。また、生存率や局所制御率などの解析も可能となる。 【まとめ】このようなデータベースを構築することにより、日本における粒子線治療の詳細が判明し、生存率や有害事象の発生率の把握により、粒子線治療の優位性が確立し、がん医療の進展に寄与すると考えられる, 第9回日本粒子線治療臨床研究会}, title = {粒子線治療の症例データーベースの実現を目指して}, year = {2012} }