@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064779, author = {柿沼, 志津子 and 塚本, 智史 and 和田, 彩子 and 鬼頭, 靖司 and 鶴岡, 千鶴 and 平野, しのぶ and 西村, まゆみ and 小久保, 年章 and 島田, 義也 and その他 and 柿沼 志津子 and 塚本 智史 and 和田 彩子 and 鬼頭 靖司 and 鶴岡 千鶴 and 坂入 しのぶ and 西村 まゆみ and 小久保 年章 and 島田 義也}, month = {Sep}, note = {有人飛行や宇宙ステーション等の宇宙環境での長期滞在において、宇宙放射線被ばくによる発がんと継世代影響は、最も関心の高い人体影響である。そのため、マウス等の実験動物を用いた個体レベルの研究は、人への影響を考えるための基礎データとして不可欠である。きぼう搭載候補テーマとして、マウスの凍結胚をISSに一定期間搭載し、地球に帰還後発生する個体について、寿命や発がんおよび遺伝子変異(染色体、点突然変異)解析することを計画検討中である。本研究の実現化には、ISSへの搭載から回収後の解析までの期間、凍結胚が-80℃の保存状態で生存可能であることが必須である。これまでに、自然交配による8細胞期胚で作成した緩慢凍結胚は、-80℃で5週間の保存後も生存可能なことを報告した。本研究では、(1)-80℃保存後の凍結胚からの個体発生、(2)輸送の影響、(3)放射線の影響、および(47)体外受精胚を用いた凍結胚について検討した。緩慢凍結胚は、C57BL/6N(♀) X C3H(♂)またはC57BL/6Jの自然交配により8細胞期胚を採取し作成した。(1)-80℃5週間の保存は、融解移植の発生率に影響しなかった。(2)ISSへの搭載実験を想定した輸送試験(ドライアイス入り輸送箱での保管、フリーザーへの移動時の温度変化など)により生存率が低下した。(3)炭素線照射(0.2, 1.0 Gy)は、線量依存的に生存率を減少させた。しかし、得られた生存胚からの個体発生率に差は認められなかった。さらに、(4)体外受精胚(2細胞期、8細胞期)の緩慢凍結胚は、-80℃保存後も生存した。以上の結果から、温度変化や放射線照射は凍結胚の生存率に影響するが、生存胚の発生率には影響しないことが示された。今後は、効率的に胚を作成できる体外受精胚を用いて検討を進める。, 第26回日本宇宙生物科学会学術集会}, title = {ISS搭載凍結生殖細胞から発生したマウスを用いた宇宙放射線の生物影響研究の実現に向けて}, year = {2012} }