@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064767, author = {橘, 篤志 and 坂口, 和也 and 小畠, 隆行 and その他 and 橘 篤志 and 小畠 隆行}, month = {Sep}, note = {【目的】われわれは直交座標系のk空間データを極座標系の投影に変換し、代数的逐次近似法であるsimultaneous reconstruction technique(SIRT法)を用いた画像再構成について報告してきた。通常のラジアルスキャンMRIでは一定の角度間隔にて、原点を通る極座標系の投影が順に収集される。SIRT法はk空間データの一部が欠落していても、画像再構成が可能である。本研究では、この特徴を利用し、とびとびの角度でサブセット(少数投影グループ)毎に投影を収集するサブセットラジアルスキャンMRIを提案する。SIRT法によりサブセットの大まかな再構成画像を作成し、サブセット間で発生した被写体の平行回転移動を相互相関で検出し動き補正を行う。本研究ではサブセット数と平行回転移動の検出能に関して計算機シミュレーションにより検討する。 【方法】GE社製Signa 3.0T MRI、独自に購入したPhantom Laboratory社製Magphan Quantitative Imaging Phantomを用いてSpin Echo法により直交座標系のk空間データを収集した。撮像条件はTE 5ms、TR 500ms、Matrix 256×256、NEX 1、FOV 30cmとした。ラジアルスキャンを模擬するため、このk空間データを2次元シンク関数補間により極座標系の投影に変換した。開発環境はMicrosoft Visual C++ 2010を使用した。計算機シミュレーションではFast Spin Echo法を想定し、一回のTRで複数のエコーを収集し、ラジアルデータを収集していく。検出器方向と角度方向のサンプリング数は256とした。8、16、32、64本の投影からなる複数のサブセットを選び出し、TR間(サブセット間)で平行回転移動を発生させた。動きは体軸方向を含まない2次元平面内でのみ発生すると仮定した。1番目のサブセットには動きがないとしてこの再構成画像を参照画像とし、以降のサブセットからの再構成画像を観測画像とし、相互相関により動きを検出した。 【結論】8本の投影からなるサブセットを用い、SIRT法により大まかな再構成画像を得ることができた。これら再構成画像の相互相関から、ラジアルスキャンMRIによる動き補正の可能性が示唆された。, 第40回日本磁気共鳴医学会大会}, title = {逐次近似画像再構成によるラジアルスキャンMRIの動き補正に関する研究}, year = {2012} }