@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064766, author = {池田, 啓 and 菅, 幹生 and 小山, 敦久 and 島崎, 晋平 and 岸本, 理和 and 小畠, 隆行 and その他 and 池田 啓 and 菅 幹生 and 小山 敦久 and 島崎 晋平 and 岸本 理和 and 小畠 隆行}, month = {Sep}, note = {【背景・目的】Magnetic Resonance Elastography (MRE)は、撮像対象外部からの振動による弾性波を画像化し、弾性波画像に対し逆問題を解くことで弾性率を推定する。ヒト脳を対象とする場合はbite-barなどの加振装置で拘束し、頭全体を揺らすことで脳に振動を加えることが一般的であるが、コストや被験者への負担が課題としてあげられる。これらの問題を解決する手段として、ガリトリの自由振動を利用するTable-Resonance Elastography with MR (TREMR)が提案されているが振動周波数が設定できない問題点がある。我々はTREMRを応用し、EPI-MREシーケンスのプロトン励起前に一定周波数でガントリに振動を誘発させるための傾斜磁場(Vibration Inducing Gradient:VIG)を追加することで振動周波数を制御可能なシーケンスを開発した。本研究では、ガントリ振動を利用したMREにおける再現性をファントム実験により評価することを目的とした。 【方法】VIGの周波数はガントリの共振周波数である40Hzと57Hzの2種類を利用した。撮像対象は、貯蔵弾性率が3.1kPaで、直径及び高さ180mmの円柱状ファントムを利用した。同一撮像条件で同一日に5回、撮影日を変えて3セット撮像し、得られた弾性波画像から弾性率分布を算出した。同一実験日で得られた結果及び、同一条件の下で日を分けて得られた結果から再現性を評価した。再現性の評価には標準偏差を平均値で割った変動係数を使用した。関心領域はファントムの中心に設定した大きさが約1500ピクセルの領域とした。 【結果】同一実験日における変動係数は40Hzでは2.3%、57Hzでは0.5%となった。異なる実験日での変動係数は40Hzでは3.1%、57Hzでは1.0%となった。 【結論】ファントムを対象とした実験により、ガントリ振動を利用したMRE撮像法の再現性を評価した。同一日と日を分けて撮像した結果から、VIGの周波数が40Hzと57Hzの場合の変動係数はそれぞれ3%と1%程度となり、再現性が高いことが示せた。生体を対象とした撮像においても高い再現性が期待できる。, 第40回日本磁気共鳴医学会大会}, title = {ガントリ振動を利用したMREにおける再現性のファントムによる評価}, year = {2012} }