@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064745, author = {吉田, 英治 and 平野, 祥之 and 田島, 英朗 and 錦戸, 文彦 and 渡辺, 光男 and 村山, 秀雄 and 稲玉, 直子 and 山谷, 泰賀 and 吉田 英治 and 平野 祥之 and 田島 英朗 and 錦戸 文彦 and 村山 秀雄 and 稲玉 直子 and 山谷 泰賀}, month = {Sep}, note = {我々は、シンチレータブロックの多面からシンチレーション光を検出するという独自コンセプ トに基づいた、新しい3 次元PET 検出器「クリスタルキューブ」の開発を進めている。従来の2次元PET 検出器ではガンマ線の入射方向が検出器に対して傾斜すると空間分解能が劣化する問題点があり、様々なタイプの3 次元PET 検出器が提案されているが、あらゆる入射方向に対して等方的な分解能を有するには至っていない。一方、クリスタルキューブでは、立方体の微小結晶を3次元的に積層し、多面からのMPPC による効率的な光収集により、等方的かつ高い空間分解能を得ることを目指している。昨年度、我々はレーザーによる(2 mm)3 ピッチのシンチレータ内部加工を施した1 対のクリスタルキューブを開発し、等方空間分解能を立証した。本研究では新たに(1 mm)3 ピッチのクリスタルキューブを開発し、更なる高分解能を達成することを目的とする。クリスタルキューブは18×18×18 mm3 のLYSO にレーザーで(1 mm)3 ピッチの微小クラックを導入し、1面4×4 のMPPC アレイで6 面を覆った。(図(a))本検出器は一様照射の結果から高い結晶弁別性能を有していることを確認した。(図(b))1ペアの検出器を用いて直径14.6 cm のリング状PET 装置を模擬した。2 つの回転ステージを用いて同時計数を取りうる検出器配置でのデータ収集を実施した。直径1 mm の球状点線源を画像再構成した結果、視野内で一様な空間分解能が得られた。(図(c))線源サイズを1 mm 半値幅のガウス関数で補正することで平均空間分解能は0.86 mm となった。検出深さ情報を用いない場合(nonDOI)においては空間分解能が大幅に劣化するため、クリスタルキューブの持つ等方空間分解能による大幅な性能改善が示唆された。, 2012年 秋季 第73回応用物理学会学術講演会}, title = {レーザーによる( 1 m m ) 3 ピッチのシンチレータ内部加工を施したP E T用検出器クリスタルキューブの開発}, year = {2012} }