{"created":"2023-05-15T14:47:11.583635+00:00","id":64717,"links":{},"metadata":{"_buckets":{"deposit":"f1b5d768-6e44-437b-92ca-078ba08194a1"},"_deposit":{"created_by":1,"id":"64717","owners":[1],"pid":{"revision_id":0,"type":"depid","value":"64717"},"status":"published"},"_oai":{"id":"oai:repo.qst.go.jp:00064717","sets":["10:29"]},"author_link":["637680","637679","637681"],"item_10005_date_7":{"attribute_name":"発表年月日","attribute_value_mlt":[{"subitem_date_issued_datetime":"2012-09-08","subitem_date_issued_type":"Issued"}]},"item_10005_description_5":{"attribute_name":"抄録","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"【目的】リソソームは細胞内で分解を担う重要なオルガネラである。リソソーム\n内には酸性環境下で働く多種多様な分解酵素が含まれ、リソソーム内に取り込ま\nれた物質はその構成単位にまで分解される。これまでの研究からリソソームの機\n能は単なる分解だけでなく、細胞内の様々な生理機能と関連していることが明ら\nかとなっている。受精後の初期胚発生においても、オートファジー・リソソーム\n経路が着床までの胚発生に必須であることが明らかとなっている。しかし、着床\n前胚のリソソームの形態や活性ついては未だ不明な点が多い。そこで我々はマウ\nス受精卵の発生過程におけるリソソームの形態や活性の変化とリソソームの機能\n不全が胚発生に与える影響を多面的に解析した。\n【方法】発生過程におけるリソソームの形態を観察するために、未受精卵と着床\nまでの各時期の受精卵をLysoTrackerで染色後に共焦点型顕微鏡で観察した。次\nに、リソソーム内の主要な分解酵素であるカテプシンBとDの抗体を使ったウェス\nタンブロット法によって、発生過程におけるカテプシンの活性状態を検討した。\nリソソームの機能不全が胚発生に与える影響を解析するために、リソソーム膜の\n構成タンパク質であるLampのsiRNAを受精直後に顕微注入してその後の胚発生を\n観察した。さらに、カテプシン阻害剤などの薬剤処理による影響も併せて観察し\nた。またリソソーム不全が微細構造に与える影響について電子顕微鏡を用いて解\n析した。\n【結果】リソソームは受精卵に豊富に存在するものの、時期特異的にサイズが変\n化することが分かった。これと関連してカテプシンの活性が変化することが明ら\nかとなった。siRNAや薬剤処理によるリソソームの機能不全によって胚発生は停\n止することが分かった。また、カテプシン活性を阻害するとリポフスチン様の構\n造体が蓄積することも明らかとなった。マウス受精卵ではリソソーム活性が非常\nに高く発生段階特異的に制御されている可能性が示唆された。リソソーム活性を\n高く維持することは卵細胞質の品質維持に必要なのかもしれない。","subitem_description_type":"Abstract"}]},"item_10005_description_6":{"attribute_name":"会議概要（会議名, 開催地, 会期, 主催者等）","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"第105回 日本繁殖生物学会大会","subitem_description_type":"Other"}]},"item_access_right":{"attribute_name":"アクセス権","attribute_value_mlt":[{"subitem_access_right":"metadata only access","subitem_access_right_uri":"http://purl.org/coar/access_right/c_14cb"}]},"item_creator":{"attribute_name":"著者","attribute_type":"creator","attribute_value_mlt":[{"creatorNames":[{"creatorName":"塚本, 智史"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"637679","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"その他"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"637680","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"塚本 智史","creatorNameLang":"en"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"637681","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]}]},"item_language":{"attribute_name":"言語","attribute_value_mlt":[{"subitem_language":"jpn"}]},"item_resource_type":{"attribute_name":"資源タイプ","attribute_value_mlt":[{"resourcetype":"conference object","resourceuri":"http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f"}]},"item_title":"マウス着床前胚におけるリソソームの機能解析","item_titles":{"attribute_name":"タイトル","attribute_value_mlt":[{"subitem_title":"マウス着床前胚におけるリソソームの機能解析"}]},"item_type_id":"10005","owner":"1","path":["29"],"pubdate":{"attribute_name":"公開日","attribute_value":"2012-09-11"},"publish_date":"2012-09-11","publish_status":"0","recid":"64717","relation_version_is_last":true,"title":["マウス着床前胚におけるリソソームの機能解析"],"weko_creator_id":"1","weko_shared_id":-1},"updated":"2023-05-15T21:08:26.729652+00:00"}