@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064701, author = {向井, まさみ and 横岡, 由姫 and 安藤, 裕 and 奥田, 保男 and その他 and 向井 まさみ and 横岡 由姫 and 安藤 裕 and 奥田 保男}, month = {Sep}, note = {【はじめに】当院は、千葉県にあるベッド数100 床,外来患者数は70〜100 人/日の放射線 科単科の病院である。診療は、放射線治療に特化しており、1961 年にX 線等による放射線 治療を開始し、1994 年より炭素イオン線を用いた悪性腫瘍に対する放射線治療を開始し、 2012 年7 月までに約6,500 例の治療を行っている。また、当院は放射線に関する研究機関 でもあり、これらの放射線治療に関する疾患情報、治療内容、予後の情報は臨床研究のた めの重要な情報である。放射線治療に関する情報を長期に渡り一貫して管理し症例報告や 治療実績件数抽出などを簡易に行うことを目的に、1999 年に放射線治療病歴データベース システム(AMIDAS: Advanced Medical Information Database System)を構築し2000 年よ り運用を開始した。2009 年に本システムのデータベースにCache を採用し運用を継続して いる。 【目的】2012 年3 月に実施された病院情報システム(電子カルテシステム、重粒子治療管 理システム)の更新により、放射線治療病歴DB システム(AMIDAS)を継続運用する際の問 題点や課題を検討した。 【方法】ユーザ・インタフェースは従来と同様にブラウザ(FireFox)とした。また、旧電子 カルテシステム(医事会計、重粒子治療オーダ情報、放射線治療部門システム等)と連携 し、各システムで入力された患者基本情報・放射線治療実施情報・フォローアップ情報な どを自動的に取込む機能についても同様の機能を実現することとした。データベースは InterSystems 社製Cache (Ver.2011.1.3.800.0)にVersion-Up を行い、電子カルテ端末の OS の変更および保守サポート可能なFireFox のVersion のリリースに対応した。システム 移行時には電子カルテおよび重粒子治療管理システムから新たに連携されるデータに対す る取込みの実現方法を中心に検討を行った。 【結果】特に問題なく放射線治療病歴システムの運用継続が可能であった。システム(DB) 移行時の問題点は、データ移行時にVersion-up に伴うデータ変換が必要であり数時間のシ ステム停止が必要であったこと、旧Version(Ver.2007.1.0.396)からのVersion-up 動作検証 に工数がかなりかかったことである。 【今後の計画】放射線治療病歴データベースシステムは、複数のシステムから必要な情報 を収集・集約し、エンドユーザの興味のある観点で迅速にデータ参照を可能としなければ ならない。近年注目されているEAI(Enterprise Application Integration)、BI(Business Intelligence)の技術を応用できないか今後検討を進める予定である。, 第39回日本エム・テクノロジー学会大会(MTA2012)}, title = {病院情報システム更新に伴う放射線治療病歴データベースシステムの運用継続の検討}, year = {2012} }