@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064647, author = {稲見, 圭子 and 森田, 海根 and 中西, 郁夫 and 大久保, 敬 and 福住, 俊一 and 望月, 正隆 and 中西 郁夫}, month = {Jun}, note = {【目的】ビタミンEのphytyl側鎖をメチル基に置換した6-hydroxy-2,2,5,7,8-pentamethyl-chromanを基本構造とし、強いラジカル消去作用をもつ化合物の創製を目的とした。本研究では、新規ビタミンE類縁体としてchroman環にアミノ基をもつ化合物を合成し、ガルビノキシルラジカルとの反応で生成したアミノクロマノキシル中間体ラジカルを検出し、その安定性とラジカル消去活性を相関させた。 【方法】基本骨格である6-hydroxy-2,2-dimethylchromanをニトロ化し、次いで接触還元によりアミノ体 (アミノクロマノール) を合成した。アミノクロマノールとガルビノキシルラジカルとの水溶液中での反応を電子スピン共鳴 (ESR) 法で観測し、さらに反応速度定数を決定した。 【結果】ESRを用いて、水溶液中におけるアミノクロマノールとガルビノキシルラジカルとの反応から生成するアミノクロマノキシルラジカルを検出した。その半減期は約30分であった。さらに、ガルビノキシルラジカルとのニ次反応速度定数はビタミンEよりも顕著に大きかった。 【考察】6位水酸基のオルト位にアミノ基をもつ化合物は、中間体ラジカルが安定化され、ラジカル消去活性が顕著に向上することが明らかとなった。, 第12回AOB研究会}, title = {アミノクロマノキシルラジカルの生成と分解}, year = {2012} }