@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064594, author = {山谷, 泰賀 and 吉田, 英治 and 稲玉, 直子 and 錦戸, 文彦 and 平野, 祥之 and 田島, 英朗 and 菅, 幹生 and 澁谷, 憲悟 and 羽石, 秀昭 and 渡辺, 光男 and 山谷 泰賀 and 吉田 英治 and 稲玉 直子 and 錦戸 文彦 and 平野 祥之 and 田島 英朗 and 菅 幹生 and 澁谷 憲悟 and 羽石 秀昭}, month = {May}, note = {Positron Emission Tomography(PET)は、がん診断など臨床現場で活躍するほか、分子イメージング研究を推進する手段としても有望視されている。生体透過性に優れる放射線を使って体内情報を得る核医学イメージングにおいて、PETは原理的に感度および定量性に優れる方法であるが、解像度や感度に課題が残されてきた。PET検出器は、放射線を微弱な光に変換するシンチレータと、光を電気信号に変換する受光素子から構成される。受光素子として光電子増倍管を使った従来検出器では、受光素子の大きさから、シンチレータブロックの1面のみから光を検出することが常識とされてきた(図(a))。また、放射線を高い感度で検出するためには、PET用高性能シンチレータでも2cm程度の厚さが必要だが、この厚みによって、斜めに入射する放射線位置を正確に検出することができなかった。そこで、PETの解像度を理論限界まで高めるという夢を具現化するために、シンチレータ内部の放射線位置を3次元的に特定できる「クリスタルキューブ」検出器を開発した。具体的には、薄型の半導体受光素子(MPPC)をシンチレータブロックの6面すべてに貼り付けて、放射線の痕跡である光を取り逃がさないようにした(図(b))。また、シンチレータブロック内部の3次元位置を正しく計算できるように、四角い塊のシンチレータに外部からレーザー光を絞って照射し、シンチレータ内部にすりガラス状の面を格子状に形成した。本開発は、JST先端計測分析技術・機器開発プログラムの支援を受けて、平成21年10月から2年半のプロジェクトとして行われた。そして、PET用検出器として究極な解像度とも言える、縦・横・深さともに1mmの解像度を達成したので報告する(図(c))。本検出器でPET装置を構成すれば、1mmを切る高い解像度が期待できる。, 第7回日本分子イメージング学会総会・学術集会}, title = {サブミリPETに向けた次世代検出器クリスタルキューブの開発}, year = {2012} }