@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064576,
 author = {藤田, 英俊 and 安藤, 謙 and 下川, 卓志 and 中渡, 美也子 and 中村, 悦子 and 藤田, 知子 and 森竹, 浩之 and 今井, 高志 and 藤田 英俊 and 安藤 謙 and 下川 卓志 and 中渡 美也子 and 中村 悦子 and 藤田 知子 and 森竹 浩之 and 今井 高志},
 month = {Apr},
 note = {炭素線治療はその物理・生物学的特性から従来の放射線治療に抵抗性の腫瘍に対しても有効であり、良好な治療成績が得られている。しかし症例によっては局所が制御できても転移によって予後不良となる事がある。そのため、転移抑制は炭素線治療において重要な課題の一つである。そこで我々は炭素線照射と他の治療法との「併用療法」による転移の制御の可能性について検討を行って来た。これまでの研究では、NR-S1マウス扁平上皮癌細胞株をC3H/Heマウスに移植した肺転移マウスモデルにおいて、移植腫瘍の増殖に影響の無い線量の炭素線照射と樹状細胞療法の併用療法において顕著に転移が抑制される事を示した (Ohkubo et al. Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2010 78:1524-31)。これは転移制御のために重粒子線治療と免疫療法の併用が有効である可能性を示唆するものである。
本研究は、炭素線治療における効果的な転移制御を目指し、有効な「併用療法」やその条件を探るとともに、その分子生物学的メカニズムを明らかにする事を目的としている。本年度は、一種類のマウスモデルでのみ効果が確認されている樹状細胞療法との併用療法の適応拡大を検討するとともに、局注が難しい症例が多い重粒子線治療への臨床応用を念頭にその投与条件の検討を行った。, HIMAC共同利用研究 成果発表会},
 title = {マウスモデルを用いた炭素イオン線治療と樹状細胞療法の併用療法の研究},
 year = {2012}
}