@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064567, author = {岸本, 理和 and 小畠, 隆行 and 尾松, 徳彦 and 神立, 進 and 鎌田, 正 and 小山, 敦久 and 菅, 幹生 and 岸本 理和 and 小畠 隆行 and 尾松 徳彦 and 神立 進 and 鎌田 正 and 小山 敦久 and 菅 幹生}, month = {Apr}, note = {【背景・目的】超音波装置による組織弾性イメージングは以前から行われているが、これまでは定性的や半定量的な評価にとどまっていた。近年、硬さと剪断弾 性波伝搬速度(Vs)の関係を利用して、組織弾性の定量評価(VTTQ:Virtual Touch Tissue Quantification)が可能となったが、その再現性や数値の信頼性に関する検証は少ない。今回われわれは自作ファントムを用いて、機械固定での VTTQの信頼性を検討した。【方法】ポリアクリルアミドゲルを用いた硬度ファントムを作成し、4MHzコンベックス(4C)・9MHzリニア(9L)プ ローベをそれぞれ機械固定してVsを測定した。圧迫量・埋め込み物質(ターゲット)の硬さやサイズによる信頼性や測定値の違い・物理的測定値との差を検討 した。検査の信頼性に関してはSPSSを用いて級内相関係数(ICC)を計算し、測定値の比較にはt検定を用いた。【結果】バックグラウンドを測定した場 合の信頼性は4Cも9Lもどちらも高かった(ICC:0.88, 0.99)が、強い圧迫量(10kPa)では信頼性が低下した。Vs値のばらつきに関しては、4Cと9Lで測定値に有意差はなかったが、4Cも9Lも物理 的推定値よりそれぞれ25%前後高く測定された。サイズの異なるターゲットの測定においては、4Cではサイズの小さい(10mm)方が大きいもの (40mm)より高値となったが、9Lではサイズによる有意差はなかった。また9Lでは硬度の高いターゲットは物理的測定値よりも78%高く測定され、硬 いものほどより高めに測定される傾向があった。【結論】機械固定で測定した場合、検査の信頼性は高く、とくに9Lでより高かった。4Cも9Lも物理的推定 値よりも25%ほど高く測定され、9Lでは硬いものほど推定値より高めに測定された。, 第71回日本医学放射線学会総会}, title = {超音波を用いた組織弾性の定量測定の信頼性の検証−機械固定による自作ファントムの測定}, year = {2012} }