@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064565, author = {溝口, 信貴 and 辻, 比呂志 and 鎌田, 正 and 辻井, 博彦 and その他 and 溝口 信貴 and 辻 比呂志 and 鎌田 正 and 辻井 博彦}, month = {Nov}, note = {【背景】涙腺原発悪性腫瘍の治療は手術が主体であるが、眼科内容除去術は侵襲が大きく、予後も良好とは言えない。 治療成績向上および眼球温存を目的に新しい治療が求められる。 【目的】涙腺原発の上皮性悪性腫瘍を対象に炭素イオン線の線量増加試験による安全性および有効性を確認する。 【対象と方法】対象は2002年4月から2010年8月に炭素イオン線治療を行った涙腺原発の上皮性悪性腫瘍18症例(20部位)。観察期間中央値41.2か月。組織型は腺様襄胞癌が14例と最多、病期はcT4bN0M0 6例、cT3aN0M0 1例、術後残存または再発11例。総線量48.0GyE/12回で開始し、5例治療後、10%の線量増加を行い、13例(15部位)を総線量52.8GyE/12回で治療した。 【結果】視神経が広く照射野に含まれる症例では視力低下を生じたが、その他にgrade3以上の有害事象なし。初期2例で照射野内再発、3例で辺縁再発のため、11例目以降は拡大照射野を採用。拡大後の8例に置いて局所再発を認めず、有害事象の増加も認めなかった。全例の3年局所制御率、生存率は各77.80%であった。 【結論】涙腺上皮性悪性腫瘍に対する炭素イオン線治療は治療成績の向上および眼球温存を可能とする、有効な治療法と考えられる。, 日本放射線腫瘍学会 第24回学術大会}, title = {涙腺上皮性悪性腫瘍に対する炭素イオン線治療の第I/II相試験}, year = {2011} }