@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064549, author = {吉井, 裕 and 堀口, 敏宏 and 豊田, 新 and 鈴木, 敏和 and 杉浦, 紳之 and 吉井 裕 and 堀口 敏宏 and 鈴木 敏和 and 杉浦 紳之}, month = {Mar}, note = {東京電力福島第一原子力発電所(1F)事故の発生以来、環境中の放射線状況についてのモニタリングが関係機関において鋭意行われてきているが、発生後数日間のデータは極めて限られている。本研究では、環境試料中のフリーラジカルを電子スピン共鳴法(Electron Spin Resonance: ESR)で計測し、事故から現在までの空間線量の積算値を推定することを目的としている。我々は、貝殻によるESR線量計測においては、遮蔽の少ない潮間帯に生息し、生態についてもよく研究されているイボニシ(Thais clavigera)が適していることを見出した。 事故の影響がほとんどないと考えられる千葉県館山市で採集したイボニシをCs-137線源でγ線照射(500mGy)し、貝殻の石灰質部分だけを粉砕して1Gyずつ10Gyまでの追加照射法によって初期照射の線量を再現できるかを確かめたところ、474±43mGyとなり、非常に良好な結果を得た。このことは、この方法で100mGy以下の精度で線量評価ができることを期待させる。, 日本原子力学会2012年春の年会}, title = {潮間帯に生息する巻貝(イボニシ)のESR線量計測に基づく福島県沿岸部での線量評価}, year = {2012} }