@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064546, author = {國領, 大介 and 國領 大介}, month = {Mar}, note = {本発表ではMR造影剤・蛍光色素・抗癌剤を含有した温度崩壊型リポソームを用い, 薬剤の体内動態・集積の可視化,腫瘍での崩壊の可視化,ならびに治療効果につ いて検討した. 薬剤の体内動態・集積に関しては,in vivo蛍光イメージャならびに高磁場MR装 置を用いることで,温度崩壊型リポソームが腫瘍に集積する様子を可視化できた. また,MRIにおいては,高速定量撮像法を用いることにより, 腫瘍・肝臓・腎臓での変化を定量的に求めることができた. 腫瘍でのリポソームの崩壊の様子に関しては,腫瘍領域を加温する前後でMR画像 を取得し,その信号強度を比較したところ, 加温後の信号強度が上昇したことから,その領域において, 温度崩壊型リポソームが崩壊し,内部の薬剤が放出されたことを可視化できた. 治療効果に関しては,リポソームを投与し,加温した治療群の腫瘍サイズの増大 速度が,対照群に比べ,有意に低下した. これらのことから,本研究で使用した温度崩壊型リポソームは, 薬剤の体内動態・集積ならびに熱による崩壊の様子を可視化でき,かつ治療効果 を有するナノキャリアであることが示唆された., 磁気共鳴代謝研究会2012}, title = {温度崩壊型リポソームを用いた薬剤送達イメージング}, year = {2012} }