{"created":"2023-05-15T14:47:01.002902+00:00","id":64493,"links":{},"metadata":{"_buckets":{"deposit":"7b09e14a-58fa-4b51-a060-f5a355fb0315"},"_deposit":{"created_by":1,"id":"64493","owners":[1],"pid":{"revision_id":0,"type":"depid","value":"64493"},"status":"published"},"_oai":{"id":"oai:repo.qst.go.jp:00064493","sets":["10:29"]},"author_link":["635737","635735","635738","635739","635736"],"item_10005_date_7":{"attribute_name":"発表年月日","attribute_value_mlt":[{"subitem_date_issued_datetime":"2011-10-01","subitem_date_issued_type":"Issued"}]},"item_10005_description_5":{"attribute_name":"抄録","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"[目的] 磁石式入れ歯である磁性アタッチメントを装着した患者のMRI検査は、静磁場によって義歯に内蔵されている磁石の磁化が低下し、歯根に埋められている磁性金属板であるキーパーと義歯との吸着が低下することを防ぐため、義歯を外して施行する。しかし、義歯を外してMRI検査を施行したにもかかわらず、キーパーと義歯との吸着が低下したという報告がある。MRI静磁場によってキーパーがどのような力を受けるか、また、静磁場暴露前後でキーパーの残留磁束密度に変化があるか否かを調べた。\n[方法] 義歯用キーパー(Hicorex Slim4013、日立金属社製)(直径4.0 mm、厚さ0.8 mm)4個を円柱形ファントムにサージカルテープで貼付けた。キーパー装着患者のMR検査時の静磁場に対するキーパーの向きと同様に、キーパーが静磁場に垂直になるようファントムを1.5T MRI内に配置し30分間放置した。また、磁気シールドルーム内でガウスメーター(MODEL9200, F.W.BELL.INC)を用いて静磁場暴露前後のキーパー表面の磁束密度を測定した。\n[結果と考察] MRI静磁場暴露によりキーパー面が静磁場に平行になるように90°回転したことが確認された。キーパーのように異方性のある形状の磁性体は、磁場中では物体の長軸が磁場方向に配向するような回転力(トルク)を受ける。キーパーは強磁性体の一種である軟磁性体なので、磁場中では強く磁化され、サージカルテープの粘着力を上回るトルクが発生したものと解釈できる。経時変化によりキーパー固定が劣化した患者の場合、このトルクによりキーパーが変位し義歯との吸着が低下する恐れがある。また、残留磁束密度は0.31±0.19 G(暴露前)、0.32±0.27 G(暴露後)であり、マンホイットニーのU検定により有意差は認められなかった。以上より、磁場が印加されると強く磁化されるが、磁場が印加されないときはほとんど磁化されないというキーパーの材質である軟磁性体の性質が確認された。\n[結論] MRI静磁場中ではキーパーがトルクを受け変位する可能性があるが、静磁場暴露によりキーパーの残留磁束密度は変化しない。","subitem_description_type":"Abstract"}]},"item_10005_description_6":{"attribute_name":"会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"第39回日本磁気共鳴医学会大会","subitem_description_type":"Other"}]},"item_access_right":{"attribute_name":"アクセス権","attribute_value_mlt":[{"subitem_access_right":"metadata only access","subitem_access_right_uri":"http://purl.org/coar/access_right/c_14cb"}]},"item_creator":{"attribute_name":"著者","attribute_type":"creator","attribute_value_mlt":[{"creatorNames":[{"creatorName":"尾松, 美香"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"635735","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"渡邊, 和洋"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"635736","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"その他"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"635737","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"尾松 美香","creatorNameLang":"en"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"635738","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"渡邊 和洋","creatorNameLang":"en"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"635739","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]}]},"item_language":{"attribute_name":"言語","attribute_value_mlt":[{"subitem_language":"jpn"}]},"item_resource_type":{"attribute_name":"資源タイプ","attribute_value_mlt":[{"resourcetype":"conference object","resourceuri":"http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f"}]},"item_title":"歯科用磁性アタッチメントキーパーに対する1.5TMRI静磁場の作用-第1報−","item_titles":{"attribute_name":"タイトル","attribute_value_mlt":[{"subitem_title":"歯科用磁性アタッチメントキーパーに対する1.5TMRI静磁場の作用-第1報−"}]},"item_type_id":"10005","owner":"1","path":["29"],"pubdate":{"attribute_name":"公開日","attribute_value":"2012-02-09"},"publish_date":"2012-02-09","publish_status":"0","recid":"64493","relation_version_is_last":true,"title":["歯科用磁性アタッチメントキーパーに対する1.5TMRI静磁場の作用-第1報−"],"weko_creator_id":"1","weko_shared_id":-1},"updated":"2023-05-15T21:10:58.960278+00:00"}