@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064455, author = {若月, 優 and Held, Kathryn D. and Magpayo, Nicole and Yang, Hongying and 中野, 隆史 and 鎌田, 正 and 若月 優 and 鎌田 正}, month = {Nov}, note = {【目的】軟骨肉腫細胞は放射線抵抗性の腫瘍として知られており、近年は陽子線治療、炭素線治療にて、良好な成績が報告されている。 我々はX線、粒子線照射を軟骨肉腫細胞に行いバイスタンダー効果を解析した。 【方法】軟骨肉腫細胞(HTB-94)に対して、X線・陽子線・炭素イオン・鉄イオンを照射し、transwell insert co-cultureシステムにより、直接照射細胞・バイスタンダー細胞のDNAダメージをmicronucleus assay並びに53BPl染色により計測した。さらに軟骨肉腫細胞とヒト線維芽細胞(AGO1522)の共培養によるバイスタンダー効果も解析した。 【結果】全ての線種において、直接照射された軟骨肉腫細胞はDNAダメージが線量自依存性に増加したのに対して、バイスタンダー細胞は非照射細胞から有意な変化を認めなかった。一方、線維芽細胞との共培養では、照射された線維芽細胞と共培養された軟骨肉腫細胞は有意な変化を認めなかったのに対して、照射された軟骨肉腫細胞と共培養された線維芽細胞は有意なDNAダメージの増加を認めた。 【結論】軟骨肉腫細胞はバイスタンダー効果を認めなかった。しかし、照射された軟骨肉腫細胞と線維芽細胞との共培養の結果から、軟骨肉腫細胞はバイスタンダー刺激を産生・放出が可能であるが、バイスタンダー刺激の受容・発現をできないことが示唆された。, 日本放射線腫瘍学会 第24回学術大会}, title = {X線、粒子線照射後の骨軟肉腫細胞におけるバイスタンダー効果}, year = {2011} }