@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064424, author = {山田, 滋 and 篠藤, 誠 and 遠藤, 悟史 and 鎌田, 正 and 松原, 久裕 and 山田 滋 and 篠藤 誠 and 遠藤 悟史 and 鎌田 正 and 松原 久裕}, month = {Nov}, note = {【目的】直腸癌の骨盤内局所再発に対しては、従来の放射線治療では十分な治療効果を得ることができなかった。そこで、腺癌に対して抗腫瘍効果が高い重粒子線治療を用いて直腸癌術後骨盤内局所再発に対する治療を行っているので報告する。 【方法】対象は、直腸癌切除後の骨盤内に限局する再発病変で、消化管や膀胱浸潤を認めない病変である。重粒子線としては炭素イオン線を用い、照射は16回/4週間で施行した。 【成績】2001年4月から2010年8月まで154例の直腸癌局所再発を治療した。平均年齢61.5才で、再発部位としては仙骨前面が64例と最も多く、骨盤側壁59例、骨盤周囲軟部組織22例、吻合部9例であった。現在までのところ、皮膚・消化管・尿路にgrade3以上の急性期反応を認めていない。遅発反応として、骨盤内膿瘍のgrade3が2例および吻合部再発にて腸管にgrade3の潰瘍が1例認められた。局所制御率(治療終了後、対象となった病変および隣接する領域に腫瘍の再増殖・新たな病変の出現がない割合)は、治療後5年の時点において全症例で88%、線量別では67.2GyEで35%、70.4GyEで94% 73.6GyEで92%であった。生存率は全症例では3年は69%、5年は41%であり、線量別では5年生存率が67.2GyEで24%、70.4GyEで31%、73.6GyEで43%と外科的治療に匹敵する良好な成績であった。 【結論】重粒子線治療は患者に過大な負担をかけることなく治療成績を向上させることが示された。, 第73回日本臨床外科学会総会}, title = {直腸癌術後再発に対する重粒子線治療}, year = {2011} }